もっつの効率的で妥当なブログ

お金もキャリアも人生観も…全部大事にしたい欲張りな30代男子。生活のあらゆるものを見つめ直し、QoL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を促す、お役立ちライフハック・ブログを目指しています。

今の職場が酷過ぎて、逆に感謝の気持ちが出てきた、という話

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こんにちは、もっつです。

すんごい久しぶりにブログ書きます。本音を言うと、年明けからとても仕事面でキツくて、とてもブログ書けるような気力状態では無かった…という感じだったのですが、やっとそれも改善しつつあります。

超ワタクシゴトですが、仕事先の人事異動が決まって、3年ぶりに以前いた所属に戻ることが決まりました。今の職場が嫌だっただけに、喜びもひとしお…といったところでした。

そこで今日は、私もっつが今のクソ職場で3年間走り続けてきた苦労遍歴と、何だかんだいって今のクソ職場には感謝の気持ちが芽生えた話を、ダラダラ書き綴ってみたいと思います。

2018年度:企業の破産は突然に

私は、以前にヒラから1つ昇格した流れを受け、組織内で大きな部署異動をしました。

私の仕事先は妙にコングロマリット化が進んでまして、イメージで例えますと、ソニーの総合職として入社以来ずっと半導体部門で働いていた人が、ある年度からいきなり金融部門に異動させられたような感じです。(念のため、私はソニーの人ではありません…)

そんな感じで、2018年4月に全く畑違いの場所にポーンと“出向”レベルの異動をしました。知り合いもほぼおらず、今までのノウハウはリセットされたゼロスタートでした。

やっと流れをつかみかけた2018年10月。。。前代未聞の事件が起きました。

【過去記事】会社が破産するということ 〜僕は企業の破産を予見できるか?~

なんと、前日まで一緒に仕事していた建設会社が、突然破産しました。

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※イメージです。打ち合わせしに事務所にいったら、ガチでこういうのが貼られてました。事務所はもちろんもぬけの殻。

みなさん「破産」って言葉は当然知ってるでしょうが、本当に破産した直後の会社って、見たことあります?アレ凄いですよ。マジで夜逃げ同然で忽然と消えるんですから。

当時なんとか電話がつながった元現場代理人のオッサンのAさん(55才)も『自分トコの会社が破産した事実を、Yahooニュースで知った』って言ってました。それくらい急に訪れるんですよ、企業の破産というのは。中の社員ですらギリギリまで知らされないのです。

さて、一緒に仕事していた会社が破産された私に、どんなタスクが待っていたかと言いますと…

まず裁判所から即日で「破産管財人」という弁護士が選任されて、債務+債権の整理作業が超特急で始まります。夜逃げ同然の建設現場…それはもはやゴミ屋敷。それを何処までが債権で何処までが債務で…やりかけの鉄筋を1本単位で数量精査。奴らが借りてたであろう足場材や鋼材も全部のリース会社に私が一つ一つ電話して情報を整理。地元地域や関係者の方々に謝罪のドサ回り。これを僅か2週間で精算まで満了させろという鬼畜スケジュール。

鉄筋屋や型枠屋、様々な債権者から『まだお金払われてねーぞ!ウチはどうすれはええんやコラァ!』との電話がひっきりなしに鳴り響き、『そのお問合せは担当弁護士までお願い致します』と音声ガイダンスばりの鍛えられた定型文で返す日々。

破産した会社の事後処理の方法?勿論、弊社でそんな事例だーれも経験した事ありません。上司もみんな「もっつ君、がんばれ」状態です。

今や何とか落ち着きを取り戻しましたが、民間企業の破産劇の恐ろしさというモノをまざまざと見せつけられました。

余談ですが、この出来事は、私の株式投資に対する考えを一変させましたね。だってこの破産した建設会社、前年度の売上高は250億、海外の高速道路事業の大型受注も計画し、専門誌には「いま勢いがある会社」として社長の嬉々としたインタビューが取り上げられてたくらいの“優良会社”でしたから。

社員ですら破産を予見できないんですから、赤の他人の私が企業分析なんかできるわけないんですよ。皆さんね、四季報を読んだだけで企業の実情を知った気になってはいけませんよ。企業なんてその気になれば平気で粉飾しますから(偏見)

2019年度:まだまだいける、界王拳5倍だ!

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前年度の破産劇の余韻は残ってはいましたが、嵐は少しは落ち着きを取り戻し、職場2年目に突入しました。

まず、この年には私の右隣にT君という新人が加入し、私はこの新人T君のチューターを拝命しました。当然1年目なんて戦力の様で戦力ではありませんから、この“人員1名分”の業務量は、私もっつがダブルになって世話をする形になっておりました。

T君に和やか且つ丁寧に仕事を覚えさせ、やっと社会人らしくなってきたなあ…などと少しまったり気を抜いていた2019年7月上旬のこと。

係内の20代子持ちの後輩女子Rさんが、『旦那と離婚して、仕事を辞めて、地元の福岡に帰るぅぅぅ』と突然職場で泣き出す黒魔法メン○ラを発動。そして、後輩女子Rさんは何の引継ぎもせずにマジで辞めていき、その仕事はなぜか丸々私もっつの所へ

どうやら『もっつ君、去年の破産案件が少し落ち着いたから余裕あるだろう』との事で、私がフォローさせられる羽目に。

そこから間もない2019年8月下旬のこと。今度は、私の左隣の48才のオジサンNさんが、いきなり鬱病を発症して病気休業。その仕事はまたしても私もっつへ。A4×1枚のスッカスカの引継書でしたが、あるだけマシでした。

2019年12月、今度は育休明けで復帰したての30代の先輩女子Mさんが、程なく2人目をご懐妊を発表。先輩女子Mさんが産休に入るとのことで、その仕事はもはや何の疑いもなく私もっつへ

新人T君の世話…メンヘラ女子Rさんの退職…鬱病おじさんNさんの病休…先輩女子Mさんの産休…そして何より大切な私もっつ。

5人分の仕事を一人で担う!界王拳5倍!これぞクインティプル・タスキングじゃあ!!

※シングル・ダブル・トリプル・クアドラプル…5はクインティプルっていうんですね。初めて知りました。

あり得なくね?係に兵隊が9人いて4人が戦力外で、そのケツ拭きは私ですか???

ちょっと連投が過ぎませんか!?権藤・権藤・雨・権藤!もっつ・もっつ・涙のもっつですよ!何人分のプローパーを救えば良いんだ私は!

しかも、そんなカオスな年度を苦労してやり遂げた結果、2019年度の勤務評定は「並(普通)」でしたからね…

狂ってるよこの職場!ぜんっぜん普通じゃねぇ!普通なのはオレの評価だけ!それも普通じゃねえ!何もかもが普通じゃねええええ!!!

2020年度:吐いちまえよ、ラクになるぞ

もう今の職場が普通じゃないのは2年間で痛いほど分かったので、私はこの段階から「早く前の職場に戻せ」オーラを肩から放つようになりました。

上司が『もっつさんがもし前の場所に戻っちゃったら、だいぶ寂しくなるなあ』などと乾いたお世辞を言ってきたら『へへへ』と更に乾いた生返事を投げつける…そんな日々を送っていました。

…そして、2020年10月、またしても事件が勃発しました。

【過去記事】組織のトラブルを私個人で責任を負わされそうになった、という話

なんと、組織のトラブルの責任を個人で負わされそうになりました。

ざっくり解説しますと、私が担当していた案件で、とある民間企業と契約を締結していたんです。そしたらば、その企業がとある権力者を使って弊社を突っついてきたんです。『お宅らと2020年3月に結んだ契約内容はおかしい。内容を見直して契約締結を遡ってやり直せ』と。

勿論、お前らそもそも何度も協議を重ねて納得した上で契約書を締結したやんけ?という話ですが、そんな法的な倫理観もクソもない企業だったので、契約後しばらく経ってから無理やり権力者に泣き付いたワケですね。

一度結んだ契約書を遡ってやり直せだと??お前、それアメリカでも同じ事言えんの?

…しかし、権力者のそれにヒヨッた我が上層部は『当時の担当者は誰だ?○○課の“もっつ”だぁ?奴を調べ上げろ!』トップダウンを敢行。2020年10月下旬、いきなり夜に会議室に呼ばれて、取り調べを受ける羽目になったのです。。。

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※オレの中ではイメージこんな感じでした。実際は重役を筆頭に7,8人でしたけど。

『もっつ君…以前君が担当していた〇〇株式会社との案件について、2020年1月〜2月にかけてこの会社と行ったやりとりを、全て答えなさい。』

『いつ・どこで・何回…○○株式会社のどの関係者と協議をしたのか?方法はメールか電話か?その時々の相手方の反応は?それを全部話しなさい。』

キミが過去の協議で変な事したから、こんな事態になったんじゃないのかね?よく考えて、誠実に対応しなさい』

前年度のそんな前の…協議した日付や時刻やその回数?その方法が電話かメールか??そんなの全部覚えてたら超人だろ。お前ら昨日の晩飯すら怪しいクセに何を言うねんコラ。

たしかに事前の協議はしたさ。でも、それはどの仕事にでもあるやつです。メルカリだって取引する前に出品者とやりとりするじゃないですか。『その値段送料込みですか?箱は付いてますか?』『商品説明よく見ろや』みたいな。オレがやったのってそのレベルです。

しかも、先方にはちゃんと『その内容で社内の了承が取れました。もっつさんには細かな事前調整をしていただいて大変感謝しています。』とまで言われてんのよ。

あとね…そもそもオレの課って契約行為を取り扱う部署じゃねーの。その部署が知見を持つ奴いねぇっつーからオレが事前協議をヘルプしたって状況なのよ。組織の理事なのに職務分掌を知らんの?権限のない部署のオレ個人が呼ばれて取り調べ受けてんの、だいぶおかしいよね???

……

ここで勘のいい私は察したワケです。

コレは、アリバイを答え切れない私を“犯人”に仕立てて、『この度は、弊社の無能な兵隊がやらかしました、サーセンというストーリーにしたいんだな…と。早期解決を図りたいんだな、とね。

『そろそろ吐いちまえよ、ラクになるぞ?』…そんな雰囲気がビンビン。

あーコレは“トカゲの尻尾切り”が始まろうとしてるわ。カツ丼が出てこないタイプの取り調べショーが始まろうとしてるわ。

…でも、重役らの見込みは少し甘かったようでした。

私『○○株式会社とやり取りは主にT氏で、常にT氏が社に持ち帰り専務のK氏が判断を下す流れで、協議の場に同席した人間は…カクカクシカジカ…』

私『協議開始は1月27日の週に1回目。先方が持ち帰って再協議したのが2月3日の週、最終的な了承を得たのが…カクカクシカジカ…』

私『場所は全て当課の打ち合わせスペース。時間帯は先方が都合良い時間帯から15〜16時に固定し…カクカクシカジカ…』

私『メールのやり取りは…カクカクシカジカ…。提供した資料は…カクカクシカジカ…。受領した資料は…カクカクシカジカ…』

オレね、全部覚えてんだわ。○○株式会社もこの組織も…全員信用ならねーから、全部記録とってんの。

……

途中、私が『組織規定やコンプライアンスを厳に遵守し協議を行いました』と説明したら、ある上役から『あのねもっつ君、世の中そういうの全部守れるワケないんだから』という信じられない言葉も飛び出しましたが、結果的に、「○○課のもっつ君は悪くなかった」という結論に至って、無罪放免にはなりました。

…が、マジで酷いよね。権限のない仕事の責任を個人に取らせるなんて。必死に抵抗しなかったら、今頃どうなっていた事か…考えるだけでおぞましい。

日頃から身を守る行動って本当に大事ですね。まさかこんな形で自分を助けることになるとは思ってもいませんでしたが…笑

私の「人生のアセットアロケーション

2018年度〜2020年度の3年間、駆け足で振り返ってきたけど、本当に酷い部署でした。

皆さんどうです?さぞかし社会人辞めたくなるでしょう?こんな社畜人生イヤでしょう?FIREとやらをカマして配当金とブログ本の印税とアフィリエイトのぬくぬく隠居生活を送りたいでしょう?

いえいえ。

何言ってるんですか。私はこのクソ職場に感謝してます。「私にとって本当に大事なモノとは何か?」を教えてもらいました。

まず、何はともあれ健康第一にシフトしました。私の身体は思ってる以上に弱っちいです。どんなに筋肉を鍛えても、弱いものは弱いです。もうメニエール病の様な悪夢は繰り返さないようにしなくては。

【過去記事】耳の病気はスピード勝負だ ~「蝸牛型メニエール病」の発症体験談~

出世も諦めました。正確にいうと、管理職になるための昇進試験に落ちて踏ん切りがつきました。これ以上、我が身を削ってまで出世を掴みに行くほどの魅力を見出せなくなりました。これからは「管理職1歩手前」の年収8~900万くらいの社会人ライフでフィニッシュすることを目標に舵を切ります。

【過去記事】会社で出世するということ、出世を諦めるということ

どんなに忙しくとも、人と人との交流の大切さは忘れてはなりませんね。可愛がっていた新人のT君が家の都合で退職してしまいましたが、そんな人と人との“人間ドラマ”にには常に感動できる感受性は持ち合わせていたいですね。

【過去記事】隣の後輩君が退職した話 ~愛嬌と度胸があればこそ〜

あと、鬱病で休み…産休で休み…そんな人らを近くでフォローしてて気づいたんです。休むときは、自分から手を上げて休まなきゃダメなんだ、と。職場に『キミ、辛そうだから休んでいいよ』と指図してくれる人なんていません。本当に本当に身体にガタが来たら、周りを気にせず自ら手を挙げて休むしかない。世の中、休んだもん勝ちです。

……

「健康」「キャリア」「お金」「人間関係」「自分の時間」…もちろん全部が大事ですが、全部を100%求めるのは不可能です。健康とキャリアなんてもはや逆相関です。

私もっつにとって最適な比率とは何か。この3年間で、私が目指すべき「人生のアセットアロケーションみたいなものがよりクリアになったような気がします。

社会人やめないよ!楽しいからね!

もし心も身体もダメになってしまったら、まずは手を上げて休んで、それでもダメなら部署異動を申し出て、やっぱりダメなら転職して違う組織を求めればいいんです。私も1回転職してますし。

やっぱ私は社畜なんだと思います。でもそれでいいんです。辛い事があってもいつかは終わりが訪れて、語れる話のネタがいっぱいできて、以前よりも成長して古巣に戻る…

無茶苦茶ツラい経験をしたからこそ、一人の大人として深みも出たような気もします。

なんだかんだ社会人ライフって、波瀾万丈で人生に深みも出て楽しいっすよ!困らん程度にお賃金くれるし、まだまだ辞められないっすね!

30代でFIREだあ?アーリーリタイアだあ?辞めてやるもんかバーカ!

少なくとも、成長させてもらった職場を“豚舎”などと呼ばぬよう、一応は敬意を持ってキチンと去りたいですね。

 

本日も、お読みいただきありがとうございました。