もっつの効率的で妥当なブログ

お金もキャリアも人生観も…全部大事にしたい欲張りな30代男子。生活のあらゆるものを見つめ直し、QoL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を促す、お役立ちライフハック・ブログを目指しています。

会社で出世するということ、出世を諦めるということ

こんにちは、もっつです。

 

今回は、ゴールもオチもない、実にとりとめもない話をだらだら書くことになります。あしからず…

先日、私の勤め先で「昇進試験」なるものがありました。早い話が、幹部候補生を選抜する試験でして、これを受けないと課長以上の管理職に出世できない…というのが、弊社の人事システムです。…そして、派手にコケました(笑)

そこで今日は、30代半ばの男(私もっつ)が、出世することについて本気で思い悩んだ話を、書き綴ってみたいと思います。

弊社の昇進システム

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弊社での階級イメージは、だいたいこんな感じです。

大きく「ヒラ社員」「主任~係長」「課長以上の管理職」という3つの分野があり、上位の分野へステップアップする際には「昇進試験」を通過しないと上位ラインにうつれない…という仕組みです。サッカーのJ1・J2・J3の関係みたいなもんですかね。

今回私が受けたのは、「課長以上」に出世するための、合格率が2%未満という昇進試験(1stチャンス)。まさに幹部候補生の選抜試験…といった代物。4度のトライが許されており、私は今年がその最終年でした。といっても、倍率からしてヤル気は今ひとつで、やはりコケました。

実はこれら昇進試験、受ける・受けないは希望性で、つまり本人さえ割り切っちゃえば、ずっとヒラ社員で定年フィニッシュすることも可能、というワケです。実際にそういう人も割といます。

実際に昇進試験に受かるか否かは一旦置いといて、出世のスタートラインに立つかどうかは、本人の意思に委ねられている、という構図が特徴的でして、これが私を妙に悩ませるポイントだったのです。

私は本当に出世をしたいのか?

20代の若い頃は『出世するってのは、年収UPするし、誇らしいし、最高じゃん!』などと単純に考えていました。ただ上だけを向いていれば良かったので、今思えば相当ラクな時期だったかもしれません。

しかし、30代も半ばになり社会人10年選手にもなってくると、流石に組織の全体像もよく見えてくるようになります。能力のないアホ上司に頭を下げることもあれば、私を頼ってくれる後輩も出てくるようになりました。そんな中堅に様変わりしていく中で、20代の頃に思い描いた「出世」が、だんだんと変化していくようになりました。

勿論、管理職になると給料がUPしますし、私たち兵隊には見えない世界観が得られるでしょう。自分自身の社会人ライフで、替えの利かない貴重な財産を得られる可能性をも秘めています。

…ところが、管理職になるとドンドン実務から離れて調整仕事ばかり。責任だけが増え、時に重要な判断を迫られる。それでいて更に上の役員には逆らえない。プライベートはじわじわ削られ、実はヒラ社員以上に”組織の犬”だったりします。部下からは妙に壁を作られ、飲み会があろうものなら参加する時点で気を遣われる…非常に孤独な立場です。そこそこ大きい組織になれば、どこの会社でも似たようなもんでしょう。

私はここ数年、昇進試験を受けているくせに、『自分は、本当にそこまでして管理職に出世したいのだろうか?』と思い悩むという、実にいびつな状態に陥っていました。

出世を「健康」「お金」「プライド」で考える

この『本当に出世したいのか?』という自分自身への問いは、私なりに紐解いていくと、「健康面」「お金面」「プライド面」が複雑に絡まっているように感じられました。

病気をきっかけに…

motzmotzz.hatenablog.jp

私は2年前にメニエール病と診断されました。幸い症状は軽微で再発もありませんでしたが、自分の身体には限界があるということを、この病気をきっかけにハッキリと気づかされました。

出世したら、誰かに権威をふるってみたり、年収を自慢したりできるようになるかもしれません。しかし、所詮はその程度の話で、身を粉にした出世で「健康」という財産を失うのは、あまりにもリスクが強すぎるのではないか…などと、考えるようになったワケです。

資産運用をきっかけに…

私が本格的に投資を活用した資産運用に乗り出したのは、約5年前からです。

  • 給料という固定のインカムがあって…
  • 生活コストという支出があって…
  • その引き算の余剰資金で資産運用して…
  • 50才や60才に○千万円の資産形成を目指す。

…そんなマネー面だけで将来計画を考えていると、『会社は固定インカムをくれる存在…それ以上でも、それ以下でもないじゃないか。』という思考に行き着くようになります。

管理職になって給料が2、3倍になるなら話が別なんでしょうが、弊社では数少ない部長まで上り詰めても年収1200~1300万。係長で留まったとしても800~900万は期待でき、そこまで劇的な差はありません。

自分自身で具体的なお金の計算イメージができるようになると、“お金を目的にした出世”は思ったほどメリットを感じないなぁ…ということを気づくようになりました。

「男としてのプライド」との折り合い…

私も男ですから、”島耕作”よろしく、組織で出世することへの憧れや欲望が無いといえば嘘になります。くだらない男としてのプライド…とでも言うのでしょうか。

本当ならば、そんなプライドさっさと捨てて、”お荷物社員”に成り下がって給料泥棒をキメる方が、頭が賢い生き方なのだと思います。しかし諦めが悪い私は、どうもそれができません。

やっぱり社会人たるもの、自分の仕事で何かしら爪痕を残したいですし、人からから感謝されたり、できれば評価だって受けたい。誰に対しても誇れる社会人ライフを全うしたい。そんな思考の延長線上に「出世」という存在が視界にチラついてくるわけです。

それなりに今まで積み上げてきた実績と自負があるからこそ、妙に出世へのプライドが捨て切れないんですよね。わざわざ体力を消耗する方を好き好んでしまうのですから、この「プライド」というのは、実に厄介な代物です。

…実はつい最近、昇進試験のことを妻に話した時のこと。妻は専門職的な仕事をしているので、“島耕作”のような組織的な世界観はチンプンカンプンでして、『結局出世すると、収入以外に、具体的に何がどう凄くなるの?』と聞かれる始末でした。

独身の頃は「出世」に妙な憧れがありましたが、自分の妻も分かんないような出世レースに執着するのも、だんだん馬鹿らしくなってきました。ある程度稼いで家族が幸せなら、もうそれだけでええやないか…と、シンプルな考えに落ち着くようになってきました。

出世を諦めるということ

まるで、私はその気になればいつでも出世できるような言い方で書き進めてしまいましたが…笑

お恥ずかしい話、兎にも角にも昇進試験を通過できなかったワケで、ひとまずは管理職に出世する道はいったん絶たれました。

しかし、いずれ係長になったら「2ndチャンス」の昇進試験がやってきます。噂では今回の1stチャンスより遥かに合格倍率が良いので、そこで頑張れば、本当の本当に出世のチャンス!…なのですが、それを受験するのもまた考えものです。

若い頃は『出世を諦めるなんて、男として恥ずかしいことだ』などと思う節がありましたが、意外と、「個人の出世」と「個人の幸せ」はイコールで結びつかないんだなあ…ということを、30代半ばにしてヒシヒシと感じます。若い頃はそんなこと全く思わなかったんですけどね。

仕事や会社以上に大切なものが、きちんとクリアに見えるようになってきた…ということでしょうかね。

何はともあれ、誰に語っても恥ずかしくない社会人ライフは送りたいものですね。少なくとも、”お荷物社員”で指をさされながら生きるのだけは無いようにしなくては。。。

 

本日も、お読みいただき有難うございました!