もっつの効率的で妥当なブログ

お金もキャリアも人生観も…全部大事にしたい欲張りな30代男子。生活のあらゆるものを見つめ直し、QoL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を促す、お役立ちライフハック・ブログを目指しています。

家計簿を付けない我が家の「おかねマップ式」資産管理方法 ~もっつ家「おかねサミット2020春」~

こんにちは、もっつです。

結婚して所帯をかまえていると、何かしらの形で家庭全体の資産状況を管理する必要があります。私もっつ家では、家単位の資産状況を定期的に妻と整理し話し合う場を作っていまして、「もっつ家 おかねサミット」と称し、概ね1年に1回のペースで実施しています。

そこで今日は、我が家で実施された資産状況を話し合う場「もっつ家 おかねサミット2020春」を行った様子を、記事にしてみようと思います。

我が家で家計簿を導入しない理由

家庭内で資産管理のするベタな方法に「家計簿」がパッと思いつくでしょう。しかし我が家では、この家計簿を作る方式は一切やめにしました。家計簿自体は否定しませんが、その理由に、「お金に細かい人間になってしまうこと」「お金を使う能力が低下すること」というデメリットがあったからです。

家計簿というのは、ある程度厳密に記録していかないと肝心な効果を発揮できません。しかし、それはかなり骨が折れる作業です。例えば、夏のお祭りに遊びに行った際、レシートに残らない屋台での買い物をイチイチ細かく記録するんですか?って話です。お祭りくらい能天気に楽しみたいじゃないですか。家族にそんな経費を審査する経理担当みたいな人がいたら、さすがに家族の関係性が悪化しかねません。

また、家計簿というのは、つい記録すること自体への熱量が強くなることで、知らずうちに真正のケチへと進化してしまいます。例えば、街でタクシーを使おうとした際、「歩けばタダだ」と思ってしまうと、本能的にタクシー自体に拒絶感を抱いてしまいます。貯蓄の観点から言えば正しい判断なのでしょうが、タクシーを使う方が適切なシーンもあるワケで、何でもかんでも支出を突き詰めた人間になりたいですか…?ということです。

昨今ではMoneyFoward等を活用すれば家計簿も自動化できますが、やはり手打ち入力が必要な項目は存在し、”半自動化”という中途半端な状態に陥り、結果的に手間になります。私の超自論ですが、結局家計簿というのは、作る人の自己満足の色が強い代物だと思います。資料として出来上がるとそれなりに達成感ありますしね。私も過去にチャレンジ場したんですが、やはり家計簿は肌に合いませんでした…

もっつ家の資金管理「おかねマップ」

家計簿をつけない私もっつ家では、こんなようなものを作ってます。

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名付けて

「おかねマップ」!!

これは、どうしてもお金関係が苦手で無頓着な”嫁ちゃん”のために、なるべくイメージでお金の流れを捉えることができるよう、私なりに工夫して作ったオリジナルのシートです。” 川の水の流れ”をイメージして、入ってきたお金が上から下へ色んな方向に流れ出ていく様子になるような体裁にしています。

我々もっつ家では、このおかねマップを使って年に1回「もっつ家 おかねサミット」を開催し、家族で資産状況を話し合う場を作っているのです。ま、”サミット”だなんて単に大げさに言ってるだけのネタなんですけどね(笑)

①夫・妻の収入-支出ゾーン

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このゾーンでは、左側にある青色の私もっつのゾーンと、右側にある赤色の嫁ちゃんのゾーンで、勤め先からの給料を一番上に表記し、それがどう支出として流れ出ていくかを、概ね上から下へ流れていくように表現しています。

流れていく支出項目は「個人出費」「返済もの」「保険関係」など超ざっくり。「個人出費」については、ひと月に発生しうる支出のラインナップ(携帯代、美容院代など)を別のExcelシートに積み上げて、そのひと月平均の値を計上します。厳密な数値は求めておらず、これまでの経験や感覚をもとにした超ざっくりの値です。ただし、収支がのちのち”安全側”にはたらくように、若干フカし気味(支出多め)の数値にしておきます。

ちなみに給料の欄には、とりあえず1年半前の双方の給料額が入っています。「いくら入って、いくら出ていくのか」というお金の流れをより直感的にするために、すべて手取りベースで整えています。だいたい分かっちゃうと思うので先に言っちゃいますが、当時の私の給料が年収約580万で、妻は約520万くらいでした。

②共通口座ゾーン

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我が家では、双方が給料から一定額を家族名義の共有口座にブチ込むスタイルを取っています。そこから家族名義の出費を払っていくと同時に、ちょっとずつ現ナマをプールしています。有事の時の現ナマ貯金…生活防衛金とでも言うのでしょうか。この共有の口座に年間どれだけお金が流れ込み、どれだけ家族名義の出費があって、結果的にどれだけ現ナマがプールされるか…等々を、真ん中の緑色ゾーンで、お金が流れていく感じを整理しています。

「家族名義の出費」の内訳は、マンションの管理費とか固定資産税、光熱水費…といった感じで、これまたざっくり出します。この口座には常に1~2年分の生活防衛金が貯まるように、過去の実績をかんがみながら双方ブチ込む入金額を設定しています。入金額を決めたら、あとは毎月機械的に振込を実行していきます。

この例では、夫婦それぞれ毎月7万+ボーナス時に25万を投げ込む形になっています。

③貯蓄・資産運用ゾーン

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これまでのお金の流れを整理したら、ここで各個人が貯蓄や資産運用に回すことができるお金と、その具体的な方法について、下段のゾーンで検討します。当たり前ですが、”川の流れ”をイメージしてますから、これまでの計算上あまった残額は、全て漏れなくこの末端のゾーンに流れつくことになっています。もしこの段階で大した金額が残ってないのなら、前述の「個人支出」や「家族名義の支出」しいては「保険関係」を徹底的に見直す必要があります。

ここでは、iDeCoやつみたてNISAなど、各個人がどれだけ資産運用や貯蓄に回せるのかを具体的に詰めて設定していきます。このゾーンは今までとは異なり、ざっくりではなくできる限り正確に金額設定を行います。そして、基本は”先取り貯金”のスタイルで、設定金額の通りに積み立てを実行し、機械的に貯蓄や資産運用にまわしていきます。

このゾーンでは、設定した貯蓄・資産運用額の合計値と、一番上の給料値と照らし合わせて「目標貯蓄率」を算出します。ただ漫然と貯蓄していくより、なにか目標値を掲げた方がモチベーションも保てますし、のちの分析もしやすいですからね。

④ありがね整理ゾーン

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いままでやってきた作業は、すべて想定や目標といった次元の話であり、実際の現象を記録したものではありません。言ってしまえば「絵に描いた餅」の状態です。

…そこで、ド真ん中の下段には、紫色の「ありがね整理」というゾーンをもうけています。文字通り、我が家のリアルな有り金をすべてつまびらかにする欄です。イメージとしては「893に『ありがね全部だせやゴルァァァァァ!!』と脅された時に、さらけ出すお金」です。勿論、隠し資金や”へそくり”は許されません。そんなことしたら893殺されますからね(笑)。細かい話ですが、持ち家の不動産の資産は除外しています。

この欄は、これまで設定した「絵に描いた餅」が正しく作動いているかの分析に使います。1年前と現在時点の「ありがね整理」の欄を2つ比較し、金額の増え分や貯蓄率の目標と実績を分析して、達成度合いを把握します。分析次第では、適宜その他の各項目を調整したりして、ブラッシュアップを図ります。

こうして、我が家のお金マップは「お金の流れのイメージ」と「その結果」という構成で整理し、夫婦で共有しています

おわりに(2020年3月の総括)

結果から言うと、妻は目標貯蓄率34.6%と甘めの設定だったのに対し42.5%という成果でした。妻は『実家の時は年100万円を貯めるのがやっとだったのに…』と、いい意味で自分に驚いているようでした。本人なりに、”先取り貯金”のスタイルが根付いた効果を実感しているようで、特に手直しを加えるまでもないくらい上々の結果でした。

一方私もっつはというと…目標貯蓄率42.8%だったのに対し、40.4%でした。原因は、やはり3月のコロナショックで金融資産がガツンとやられたのが主な要素でした…本当は50%に届かんばかりの勢いだったんですけどね(泣)

とはいえ、そこそこな水準で達成できたことを両者確認でき、別にいま生活に支障をきたしているワケでもないので、「引き続き現状維持」という結論に落ち着き、「もっつ家 おかねサミット2020春」は幕を閉じました。

……

なんだか大層な資料作りをしているように見えますが、我が家は結局のところ『うんうん、ちゃんとお金が貯まってるね、ならそれでOK!』という、超アバウトな資産管理状況です。ただ、あまりにもアバウトすぎるのも不安なので、こうして数値を図的にしたりして見える化を図っているだけのことです。それも、年に1回。

どんな形であれ、家族で資産状況について共有し、話し合う場を持つことは、良好な家族関係を維持するうえで重要なイベントだと思いますね。マップにして"見える化"を計ったのは、妻からも上々の評価をもらってます。やはりイメージで共有できるというのは大事なことですね。

『目標と現実が大きくズレて、思った通りに貯まらなかったら、どうするのか?』と思うかもしれませんが、基本的にはほぼ目標通りになるか、それ以上の成果になります。なぜなら、我が家の資産形成は殆どが「先取り貯蓄」スタイルだからです。先に資産形成に流すお金を決めて機械化してしまえば、残った残金で生活している分には勝手に資産形成されます。我が家が年1回のずぼらな資産管理でも深刻なズレがなく成立しているのは、そういうところが影響してるのだと思います。

 

…ちなみに、私が目標貯蓄率より下回ったことを受けて、『実はコロナショックで、インデックス投資で7桁の試算額が削られたんだよ』と説明したら、さすがに驚いていましたね。『投資ってそういうもんだんだよ』と繰り返し妻に説明しましたが、もしかしたらその時の私の声は、若干震えていたかかもしれません…笑

 

本日も、お読みいただき有難うございました!