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下落相場で撤退しない為に「物理対策」を取り入れて乗り切る!

こんにちは、もっつです。

2020年2月下旬から「コロナショック」と銘打たれた同時株安が起きました。この記事を書いてる2020年3月7日現在も、絶賛相場は荒れています。

…まあ、長期投資を決め込んでいる人にとってみれば、こんなのはよくある話です。しかし人間とは弱いもので、株安に不安に感じない人などいません。私もその一人です。何年やっても、不安感がゼロになるということはやはりありません。

そこで今日は、下落相場における不安感は「物理的対策」を効果的に取り入れて乗り切ろう、という話を、だらだら書き綴ってみたいと思います。

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下落に狼狽えずコツコツ投資で耐えろ?無理だよ無理

よくインデックス投資の界隈では、投資初心者に向けたアドバイスとして

  • 長期投資をしていたら、10%20%の下落は当たり前
  • それに狼狽えず、コツコツとドルコスト平均法で積立投資を続けよう
  • 絶対に、市場から撤退しないこと!

といった内容を目にすると思います。言ってる事はとても正しいとは思います。「市場から撤退しない」は正にその通りです。

つまりは『何があっても耐えろ』というアドバイスに集約されるわけですが…そもそも“耐える”という行動は、人間の行動の種類としてはかなり難易度が高いことです。特に事情が悪化した時に、それでも平然と耐えろというのは、アドバイスとしてはあまりにも無理があるように感じます。

事故発生の再発を防ぐ安全マネジメント

話は変わり、私は普段土木工事に関連した仕事に従事しているのですが…土木の工事現場では、様々な“事故”が起こります。「作業員が重機に轢かれた」とか「あるべき柵を付けて無くて穴に落ちた」とか「重機のアームが電線を切った」とか…

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そういう事故に対する再発防止を取りまとめ分析する様な仕事を一時期してた事があるのですが…原因を紐解いていくと「集中してて気付かなかった」とか「ただ単に大丈夫と思った」とか、クソほどつまらない“ヒューマンエラー”ばかりが原因です。

だいたいの人が、再発防止を求められると『二度と起きないように、キチンと教育して気をつけます!』と“精神論”でやっつけようとするのですが、それは根本的な対策にはなりません。一生気をつけて生き続けるなんて、人の行動として不可能に近いことです。

本当の事故防止のマネジメントは「精神的対策」に加えて「物理的対策」も講じなくてはいけません。例えば、重機に轢かれない対策をしたいなら、重機の後部に人が接近したら警告音が鳴るような装置を取りつけたり、重機の稼働を見張る専門の誘導員を1人追加配置したりする…と言った感じです。

何が言いたいかというと、私たちが思っている以上に、人間というのは、思いもよらぬアホな行動を取る生き物だという事です

それは事故を起こした当人がアホなのではなく、私達も当然にアホなのです。誰だって、深い穴があったらつい覗き込んじゃいますし、ダメと言われてもつい歩きスマホしてしまいます。

だからこそ、絶対に事故を起こさないためには「気をつける」「耐える」ではなくて、アホでも確実に防げるような、ある程度の“物理的対策”も取り入れなきゃいかんワケですね。

長期投資を実現する“物理的対策”

では話を投資に戻しまして…

狼狽えて市場から撤退したしまう事を、先程の工事現場の例で言う「事故発生」と考えます。

物理的に事故を起こさない(=物理的に狼狽売り撤退をしない)ためには、何をすれば良いのか。それは「人は下落相場で狼狽て当然の生き物」という前提に立って考えるしかありません。そんな中で、“物理的な対策”をいくつか考えてみたいと思います。

証券口座にログインできなくする

そんなん現実的じゃないだろ!とお思いでしょうが…実は、私の妻がこれに該当します。

妻はiDeCoとつみたてNISAを枠の満額使って投資をしていますが…妻はもう、たぶんログインの方法を忘れています。特にiDeCoは。

たぶん、私の言われるがままに2年前にifree8均と楽天VTを買付設定してから、今やもうその存在すら忘れつつあります。「何となく毎月お金が引き落とされてる」という認識でしかいません。

事故を起こさない(=狼狽売り撤退をしない)という観点で行けば、彼女は最強の投資家です。隣にいる私も、たまに見習いたいと思うくらいです。

“遊び枠”を作って思いっきり狼狽る

私たぶん、このパターンに該当します。

狼狽ると言っても、全資産を売っ払うのではなく「全資産のうち◯%は、下落時に売ったりナンピンしたり何したって良い」という枠を作って、その中で下落相場を楽しむ(?)ようにしています。

私の場合は「iDeCo口座」がそれに該当します。iDeCoにしている理由は、スイッチングして利確しても無課税ですから、好きなタイミングで利確して定期預金型に切り替えといて、下落が来たら株式に買い戻す…みたいな事をしています。それに、どうせiDeCoはどう足掻いても60歳まで引き出せませんし、買付作業もかなり“もっさり”してて使い勝手の悪いですから、遊ぶにもそこそこの抑止力があり、遊び枠としてはうってつけなのです。

私の場合、総資産の5%〜10%くらいがそういった“遊び枠”でして、残りの9割は通常と変わらず積立投資を続けています。

下落相場を完全無視して耐えるというのは、人間行動としてかなり難しいです。ですから、自分なりの「許容の範囲」を決めた上で、敢えて思いっきり市場に、煽られて、狼狽て、遊んでみるのも、対策のひとつとして有効だと思います。失敗してもそれはそれで経験として割り切ります。

投資の大先輩にならう

特にマインドが弱い自覚のある人にとっては、“投資の先輩”から勇気をもらい、或いは狼狽え売りしないよう見張ってもらう…というのも良いでしょう。ライザップの監視ダイエットみたいなもんです。これはこれで、特に投資初心者には有効なのだと思います。かくいう私も、最初の頃は諸先輩を見習いながら株安に耐えた記憶があります。

…しかし、私はこの方法は長い目でみたらお勧めしません。私は根っから「投資は自己責任」と思うタイプなので、自分の資産を守るのは結局自分。他人に依存するスタイルは、いずれは脱却しなきゃいけないと思います。

それに、初心者に向けて積極的にアドバイスをくれる“投資の大先輩”が、実は初心者を食い物にしてるだけの場合もありますし、そもそも人としてかなりアカン奴だって事も往々にしてありますしね。誰かに心酔するスタイルは、長い目で見たらあまり良いモンではないと思いますね。

入ってくる情報をコントロールする

以前、こんな記事を書いた事があります。

motzmotzz.hatenablog.jp

私の場合、他人を巻き込むようにワーワー騒ぐ“投資中級者”、ここぞとばかりに“教祖”ぶる人、データをこねくり回して分析風な事を語る人…等々はバシバシとミュートしています。総じて、下落時に声が大きくなる人なんてマトモな人いませんからね(ネタ的に面白がって騒ぐ位なら良いと思いますが…笑)

投資をしてる人っつのは、大概は情報を取り入れる事にこなれた人だと思います。そこで、下落相場時において、自分の投資スタイルに馴染まない・望まない情報は、徹底的にシャットアウトするのも、良い物理対策かと思います。

人間は思ってる以上に非合理な生き物

コロナショックで思い出しましたが…先日、職場の先輩Y田さんが、直近で学生時代の友人と飲んだ時の話をしてくれました。

Y田さん曰く、その友人が新型コロナウイルス騒動の最中でドラッグストアに行ったら、トイレットペーパーを買い漁る人達を目撃。そしたら、つい“買うつもりもないのに”36ロール分も買ってしまったんだとか。

お前みたいなのがいるから、世間で在庫が無くなるんだよ!とイジったそうですが、その友人は『いや、マジでただバンテリン買うつもりだったんだけど…つい煽られて…』と返答したそうです。

Y田さんが言うには、その友人はむしろ良識のある真面目なタイプの人だそうで、『…それでも、空気感で煽られて予定外の行動を取っちゃうんだなあ』と回想していました。

私もたぶん、その友人は買い占めたいと目論む悪い人ではないのだと思います。おそらく、人間はそもそも、それくらい非合理的で、煽られて、狼狽やすい生物なんだと言うことなのだと思います。

下落相場が来たらば、そのまま耐えて投資を続ける…単純なようで実に難しい。『コツコツと長期投資』だなんて、実は非常に難易度が高い行動だと思います。だからこそ、自分自身にマッチした“物理的対策”が必要なのだ…と。投資をする様になって数年経ち、ようやっとそんな事を考えるようになりました。

因みに、前述の私の5%〜10%程度の“お遊び枠”は、あまり労力に見合ってない程度の成果しか出てません。それでもいいんです、下落相場は適度に狼狽ておくのもまた一興です(←強がりw)

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!