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センター試験が芳しくなかった受験生…落ち込む事なかれ。「他大学院進学(院ロンダ)」という生き方もあるぞ

こんにちは、もっつです。

先日、制度最後となる「センター試験」が行われました。私がセンター試験受けたのはもう何年も前の話ですけど、あの緊張感は未だに手にとるように覚えています。

年に一回の一発勝負ですから、当日うまくいかなくて苦渋を舐めた人も当然多くいるでしょう。悲しいかな、それが“勝負”の世界ですからね。

…しかし受験生、自暴自棄になることなかれ。そんな人たちに、私は「他大学院進学」を全力で推奨したい!何故なら、私自身がその体験者だからです。

 

「他大学院進学」とは

大学卒業後に大学院へ進学する際、これまで通っていた大学とは違うところへ進学する事です。

※画像引用:https://karenavi.com/education-laundering

通称学歴ロンダリングと言われます(単に「院ロンダ」と呼ばれることも)。要は、低〜中程度ランクの大学を卒業した人が、東大京大みたいな有名大学に大学院から転入することです。最終学歴の見栄えを良くすることが出来るから“ロンダリング(洗浄)”などと揶揄されてしまうのです。

※当事者の私としてはその表現は心外なので、この記事では「他大学院進学」と表現します。

私自身も、とある地方国立大から他大学の大学院に進学した一人です。かれこれ10年ちょい前になりますが、未だにレアケースな扱いを受けます。

私の時は、クラスに5,60人いたうち他大学院進学を進路に選んだのは、私を含め3人でした。つまり「他大学院進学」を進路に選ぶ人は5%程度…そんな感じでした。文系学部はもっと少ない気がします。

60代くらいの人からは『え?ヨソの大学院に行く事なんてできんの?』と言われる事がたまにあります。まだまだ世の中的には馴染みが薄い印象を受けますね。

「他大学院進学」って難しいの?

大学にもよるところが多いですが、ぶっちゃけた事を言うと、センター試験の時よりは希望の大学に手が届きやすいと思います。なので「院ロンダはコスパが良い」とも言われがちです。

※だからこそ「ロンダ」等と揶揄される原因にもなってるんですけどね…

倍率も、受入れの多い大学院かそうでないか、或いは専攻別でもバラバラです。私の専攻の場合、たしか3倍くらいだった気がします。

※私の時代の場合、倍率だけで言ったら、東大に行くより筑波大に行く方が難しかったです。問題の難易度は知りませんが…

試験問題は、自分が専攻してきた専門科目が中心です。私の場合は「土木工学」が専攻だったので、試験はこんな感じでした。

(午前)

  • 英語TOEICの提出で代替もOK)
  • 専門数学

(午後)

すべて記述式。ちなみに受験料は約3万円でした。

試験問題の難しさは、イメージでいうと「隣の高校(進学校)の期末テストを受けに行く感覚」に近いです。なぜなら、試験問題はその大学の教授が作るからです。その教授の授業を直に受けていた学生が断然有利です。しかし、大学4年間で学んだ専門科目を更に深く再勉強すれば、十分太刀打ちできます。

例えば、Fラン大生が東大の大学院試験に受かって東大院生になる事も全然ありえます。逆に、現役の東大生が東大の大学院試験に落ちる事もあります。この試験に「偏差値」という概念はなく、自分の専攻の学問がシッカリ頭に入ってるか…ただそれだけの事です。そこにFラン大生も東大生もありません。

マイナーなくせにネットでは馬鹿にされがちな「他大学院進学」

けっこうネット上では馬鹿にされがちな「院ロンダ」。

よくよく考えて欲しいです。特に、既に社会人の方々は思い出してみてください…大学3,4年生の時、ご自身の進路を思い悩んでいた頃のことを。

たぶん周りの雰囲気に乗っかって、就職活動したり、何となく流れで同じ大学の大学院に進んたり…そんな人が殆どでしょう。大学4年生にもなって『もっとレベルの高い大学に進んで、ステップアップしたい!』なんていう人、周りにいましたか?

だいたいね、大学4年生にもなったら、普通は自分の「学歴」なんてとっくに諦めがつくもんですよ。多少“ヨコシマ”な動機であったとしても、行動に起こすだけ立派だと思いませんか?意識高いでしょ?しかも、裏口入学でもなく極めて合法ですから。

事情をよく知らない人にバカにされる筋合いなんて、どこにも無いんですよね。

「他大学院進学」のメリット・デメリット

デメリット

何と言っても、入学してから周囲のレベルの高さに苦労すること…これに尽きます。自分よりも偏差値が10以上は高い奴らと同じ身分として同等にやり合わなくてはいけないのですから。

例えば私の場合、大学院の英語の授業なんかマジのガチでフルEnglishでしたからね。しかも“専門英語”。最後の方には研究をテーマにした英語プレゼン(質疑応答も勿論英語)もありましたから、かなりキツかったです。一応私…英文科専攻とかではなくて、土木工学専攻ですからね?笑

この気苦労に耐えられなくて、たまに辞めていった同級生を見かけたことはあります。めでたく編入できたとしても、やっぱり出るまでが大変なんですよ。

メリット

文字通り学歴をロンダリングできるので「学歴マウント」は取れるようになるかもしれません。しかし、そんな屁みたいなものメリットではありません。

就職に関しては、大学推薦枠の数と質が変わりますから、若干就職が有利になるかもしれません。しかし、就活なんて人や分野、さらには“ご時世”にもよるので、一概にメリットとは言えないかもですね。私なんかは、大学院でリーマンショック後の“第二の氷河期”に突入したので、就活だけみたら院進学しない方が良かった…という感じでした。

最大のメリットは、なんといっても周囲の高いレベルで揉まれる経験値でしょうね。ガチで凄い人間に囲まれると人生観が変わります。『自分が4年間過ごした大学とは、一体何だったのか…』と、甘い自尊心なんかカンタンにへし折られます。私はこの修士時代の2年間で、イイ意味で価値観が激変した実感がありますね。

次に、「2つの大学生活を経験できる」という激レア体験も、実は隠れたメリットかと思います。まず普通の人生を歩んでいたら、1つの大学のキャンパスライフしか経験できません。しかし、クラスの友達の質や、日常生活から遊び方まで、全く異なるキャンパスライフを2つも体験できるのは、人生経験としてはなんとも“お得感”を感じましたね。

「就職に有利」「人に自慢できる」みたいな目先のメリットよりも、「人生経験」としてのメリットの方が大きいですね。

希望の大学へ進むチャンスは、18歳でも22歳でも訪れる

自慢する機会なんてまずありませんが、なんだかんだ学歴は一生モノです。そりゃ誰だって有名大学に入れるものなら入りたいものです。

仮にセンター試験で“大コケ”して、妥協して大学のランクを下げたとしても、妥協した大学でも腐らずに「勉学」「経験」「資格」等にエネルギーを全振りしといて、大学院進学のタイミングになったら学歴のステップアップをにらむ…というのも、また“一興”だと思います。私はそうやって「他大学院進学」をして、本当に良かったと今でもしみじみ思います。

今回私が言いたかったのは、希望の大学へステップアップするチャンスは、18歳の大学入試だけではない。22歳でも訪れるんだよ、という事を言いたかったんです。そういう“生き方”もあるんだよ、というのが伝わるといいなあ…なんて。

 

本日も、お読みいただきありがとうございました!ガンバレ受験生!