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もっつ的・宅建試験の合格体験記 ~3ヶ月・専門外・独学・一発で合格に挑む~

こんにちは、もっつです。

このたび「令和元年度 宅地建物取引士 資格試験(宅建試験)」に合格しました。

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今回、専門外」「独学」「一発」で合格となった、もっつ的・宅建試験の勉強・合格体験記を、ここに残していきたいと思います。

 

私もっつの属性

おそらく、こういった資格試験の合格体験の類は、私本人の個人属性も前提条件として重要かな?と思いますので、カンタンに…

まず、私もっつは不動産業界で働いてませんし、不動産投資もしたことがありません。普段は土木系会社員でして、液状化とか免震構造とかには多少知識がある程度で、不動産に関してはほぼ専門外です。「重要事項説明」と言われても、『ああ、マンション買ったときに受けた、アレか』という程度の理解度です。さらに言うと、宅建士を持っていても、会社から推奨されているワケでもなく給与手当が増えることもありません。早い話が「趣味レベル」での資格取得でした。

これは参考になるか分かりませんが、学歴的には国立理系大の院卒、社会人になってからも、昇進試験とかちょいちょい試験的なものを受けてます。なので、一般と比べると"勉強"をすることにあまり抵抗がないタイプなのかな…とは思います。また、私は結婚はしてますけど子はおりませんで、わりと自分の時間は自分のために使える環境にあります。なので、8時間ぶっ通しで勉強とかも可能な状況にいました。

私の獲得点数

まず、私が実際何点を取れていたか…正確には分かりません。

なぜなら、当日使った問題用紙に加えて、受験票も試験会場に置き忘れてしまい、紛失してしまったからです…ひどい凡ミス(笑)

ですが、試験翌日の記憶が新鮮なうちに、当日を思い出しながら『おそらくこう回答しただろう』という自己採点を作ってみました。それがこちらです。

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問11(借地借家法(借地))と問32(報酬)だけは、どうしても正解に◯をつけたかアヤフヤだったので▲にしています。合ってたとは思いますが、外れてたかもしれません。

そう考えますと、合格基準「35点以上」に対し、私の配点は35点~37点というところでしょうか。

ハッキリいって、合格ラインのギリです。自慢できる点数ではないですが、合格は合格です。言い方を変えれば「超・効率のよい準備」だった、とも言えますね(震え声)

勉強の総時間・期間

さて、気になる「勉強時間」「勉強期間」ですが…実は私、今回ちょっと実験的に勉強時間を日課としてメモっていました。

その結果がこちらです。

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カレンダーのうち、日付の中に入れてある1~8の数字は、その日の勉強時間(h)です。 大体の時間なので、あしからず。しかしまあ…試験直前のたたみかけが過ぎますね(笑)

7/13(土)の試験申込から10/20(日)の試験日まで、勉強時間の合計をざっと計算すると、3ヶ月間(実働45日間)136時間という感じでした。

勉強道具

では、私が実際に使った勉強道具たちを、雑感も含めてご紹介します。

ざっくりと、用意した道具とその役割はこんな感じでした。

  1. テキスト ⇒勉強の導入・イメージ作り
  2. 過去問題集 ⇒勉強の中心的な資料にして“軸足”
  3. 暗記本 ⇒要点の再確認
  4. アプリ ⇒勘を鍛える反復トレーニン
  5. 過去問解説サイト ⇒知識の更なる深堀り
  6. Youtube ⇒得た知識の体系的な整理
1.テキスト

books.rakuten.co.jp

テキストは、勉強の導入という意味と、知識をイメージで補完する目的で購入しました。しかし私は、楽天のSPUの倍率アップを狙う目的で“電子書籍版”を買ってしまい…これが失敗でした。テキストは電子媒体だとどうも“流し読み”をしてしまい、頭に入りませんね。やはりテキストは紙媒体に限ります。

中身は「初心者向けの導入」って感じです。最初の頃は使ってましたが、試験が近づくとともに出番がなくなりました。

2.過去問題集

books.rakuten.co.jp

私は過去問を中心に勉強したので、この資料が勉強資料の“根幹”です。過去問題集は絶対に必要だとは思いますが、ある程度の年分をカバーしてれば正直何でもいいと思います。

ただ私が買ったこの本は、ちょっと解説が不親切な印象でしたね。いきなり言葉だけで小難しい解説をしてきますし、結局自分でまたイチから調べる羽目になることが多かったです。

3.暗記本

books.rakuten.co.jp

これは、試験に近い10月になって、急きょ購入しました。脳を試験モードに寄せるために、要点だけを抑えた「暗記帳」的な役割で用意しました。

結論から言うと、この本は試験直前の場面でかなり活躍しました。要点を中心に本自体もコンパクトに収めてあるので、直前学習や当日で、散らばった知識の要点整理にかなり活躍しました。

4.アプリ

apps.apple.com

これは、試験の“勘”を養う目的で購入しました。これを通じて、過去問の「千本ノック」をしていたワケです。

このアプリは、解説もそれなりに付いますし、自分の苦手分野の抽出など分析機能もあって使い勝手が良いです。通勤時間などの隙間時間の活用に活躍します。

5.過去問解説サイト

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このサイトは、過去問の解説を更に深く理解する目的で、よくアクセスしていました。

このサイト、過去問の年度別や分野別、過去の類似問などが分かりやす整理されていています。そして解説が“口語的”で分かりやすいです。よその解説では物足りず、また別の解説では小難しくて…そんな時にこのサイトがちょうど補完してくれて、とても重宝しました。無料でここまでまとめてくれるなんて、ありがたい限りです。

6.Youtube

www.youtube.com

宅建を受験する人の中ではとても有名な、宅建講師の「宮崎氏」による勉強動画です。これは、試験直前の1,2週間前に得た知識の総まとめとして見ていました。疎かにしていた基礎知識や、イメージしにくいもののイメージ作り、体系的な理解…などなど、マジで大活躍でした。

無料でここまで分かりやすい動画を公表しているなんて…そりゃ塾生も増えるわ!と思いましたね(笑)

私は主に勉強の終盤で活用しましたが、もしかしたら中盤あたりから活用してたら、もっと勉強効率が上がったかもしれません。それくらいに有用なツールでした。

勉強プログラム

ステップ0:計画の作成

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これは、私が本格的に勉強に取り組む“前”に立ててみた、自作の学習プログラムです。 私は何の勉強をするにしても、この作業を重要視してますので、試験申込してから1週間かけて計画(作戦)を練りました。

学習方法は人それぞれだと思いますが、私の基本的な勉強スタイルは「応用から基礎です。私の好きな野球に例えて言うなら、100回の素振りより1回の試合打席…と言ったところでしょうか。ですから、今回の宅建の勉強では、基本の軸足は常に「過去問」。過去問から基礎知識を植え付けて、知識の裾野を広げる…これを繰り返して、本番試験に必要な知識“だけ”を効率的に身に付けて行きます。

本格的な勉強のステップとしては、3つのステップを意識して取り組みました。

ステップ1.「読めるようになる」

まず過去問を“読破”します。

チンプンカンプンな問題文の文章を、テキストや解説サイトを使いながら意味を紐解いていきます。4択の設問については、解けなくても一切気にしません。というか、解きません。読み切ることに専念します。

この作業には、とにかく時間を割きます。私はこのステップに、3ヶ月のうち1ヶ月半は費やしました。でも焦りません。

ちなみに、直近3年分の過去問には手を付けず、最後までとっておきます(後述)

ステップ2.「納得できるようになる」

次に、過去問を見て「なぜコレが合ってるのか」「なぜコレが誤りなのか」と、選択肢を“納得”できるようにします。

実際の試験では、1問4択×50問=200の選択肢に向き合わなくてはならず、それを瞬時に◯✖️を仕分けなくてはなりません。特に✖️に対する深い理解が必要になります。

✖️なら✖️でも、数字が誤ってるのか、そもそも違う用語の説明をしてるのか、それとも…といった「ひっかけポイント」にも着目し、なぜ✖️なのかを説明できるレベルにします。

このターンでは、過去問をひたすらドリル的に繰り返し、試験の作成者が私たちをどう“騙眩かそうと”しているかを身体で覚えさせます。私はこのドリルに1ヶ月ほど要しました。

ステップ3.「解けるようになる」

試験まであと2週間ほど…さてここで、とっておいた直近3年分の過去問を使って“腕試し”です。

この時点で、過去問7年分×3周はしています。ここまでやれば、人によっては合格ラインまで達する人もいると思います。…が、私はぶっちゃけ全然達していませんでした。

なにせ、試験前日に前年度(H30試験)の過去問をやったら30点でしたから…笑

※H30年度試験の合格基準は37点以上

ここで、私には2つの“欠点”がある事に気付かされました。

1つめは「直近の傾向(法改正・出題パターン等)を度外視していたこと」でした。出題パターンや法改正については、前述の暗記帳やyoutubeが活躍します。これらを用いて知識の精度を更に上げていきました。

そして2つめは「反射神経で回答し過ぎていたこと」です。つまり、過去問ドリルで身に付けたテクニックに頼り過ぎて、問題文を読み飛ばしていたのです。無意識にラクして解こうとしていたワケですね。これは、『問題文は、頭からケツまでしっかり読む』という基本の再徹底が必要でした。試験“側”はあの手この手で私たちを欺いてきますから、とにかく隅から隅までキチンと読んで騙されない。私はその対策として、問題文と選択肢を読む際は、鉛筆の先で文章を薄くなぞりながら読み、物理的に飛ばし読みをしないように対策をしました。

体験談として、「理解している」ことと「点が伸びること」は全くの別物です。『たくさん勉強してきたのに、どうして…』と凹んではいけません。手ごたえに反して点が伸びないのには、必ず理由があります。一度フラットな気持ちに立ち返って、真摯に向き合うことが大事ですね。

試験当日

この時点で、私の脳内には過去問10年分×3周分+αが蓄積されています。法改正や統計など最近の話題は、youtube等でチェック済みです。いざ試験会場へ。

私の試験会場は「明治大学 和泉キャンパス」でした。

試験が昼過ぎでしたから、昼メシがてら多少早く現地入りしたのですが…会場近くのカフェに入店したら、ほぼ全席が宅建受験者で埋め尽くされてました。あの景色は異様にして圧巻でした(笑)

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会場入りし、“記念程度”に自分の受験席をパチリ。

まさか、その後にこの受験票の原本を紛失し、合格発表までこの写真が“受験票代わり”になるなんて、思いもしませんでしたが…笑

現地の受験者の層は実に幅広かったですが、おそらく私と同じ30代が最も多く、男女は体感的に7:3といった感じでした。

……

実際の試験はというと、前述の「問題文はしっかり読む」を意識し過ぎたせいか、待ち時間はパンパンでした。

順序は「最後の5問(免除対象問題)」→「その他の法律(建築基準法など)」→「宅建業法」→「民法」の順で、かなりジグザグに解き進めました。ジグザグ過ぎてマークミスに気を払う時間が増えてしまったのも、今となっては反省点ですね。

おわりに

宅建試験は10人のうち8人は落ちる試験ですが、「専門外」「独学」であっても「一発」で合格することは十分可能な試験でした。

何の試験でもそうですが、試験勉強は「取り組み方」が全てだと思います。

具体的にいうと、宅建は覚えるべき分野・範囲が広いので、市販のテキストをパラパラめくって知識を単発で覚えるのではなく、自分なりに知識を体系化・イメージ化して捉えられるようになることが大事ですね。

あと、勉強にはインプットとアウトプットのバランスも大事です。個人的には、宅建試験は「インプット8:アウトプット2」くらいの勉強をしてました。各設問に対して「いや、この設問は◯◯が△△で◻︎◻︎って書いてるし…だから“誤り”やろ!」と、一つひとつツッコミを入れられるくらいのアウトプット力が欲しいところですね。

ところで、今回の試験を終えて、私は奥さんからは『趣味レベルの奴がヌルっと合格枠を奪っちゃってさ…不動産業界のガチ受験生達に申し訳ないじゃん』などと、冗談混じりに揶揄されました(笑)。まあ私から言わせれば、本職の人間が趣味程度の奴に負けてるようではアカンやろ、という感じですけどね(The 勝利者宣言)

 

宅建試験は、受験生が多い有名資格なだけあって、本当に勉強ツールが充実しています。スクールに通わず独学で挑みたい人に向けて、少しでも参考になれば…と思います。

 

本日も、お読みいただきありがとうございました!