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水害の防災は住まい選びから始まっていた、という話 〜私は台地に守ってもらった〜

こんにちは、もっつです。

2019年10月12〜13日にかけて、大型台風の台風19号が上陸しました。今回の規模は凄まじく、「◯◯川氾濫」「◯◯ダム緊急放流」といった鬼気迫るワードがバンバン飛び交いました。1年の降水量の3分の1が僅か2日で降ったというのですから…改めて恐ろしい規模でした。

私にとっては、結果的に今回の台風19号は、ほぼ無傷と言っていいものでしたが、これに慢心しない意味も込めて、備忘録として書き綴ってみたいと思います。

今日のタイトルは、水害の防災は、住まい選びから既に始まっていた、という話です。

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明暗が分かれた“台地”の存在

台風当日の2019年10月12日、私のスマホに市役所からこのようなエリアメールが流れてきました。

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要は、レベル4「避難勧告」です。私の住む府中市多摩川に隣接してますので、氾濫の危険性が高いとして、主に多摩川沿いの地区に発令されました。

ここで“本町”という住所が書かれてます。これは、東京競馬場に行ったことある人ならご存知「府中本町駅」あたりです。あの辺りも、絶対ではないがなるべく全員避難せい…となったのです。

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※「府中市本町」の周辺地図。競馬ファンの悲喜こもごもが交錯する、東京競馬場府中本町駅の辺り

この地区は、私の家からもそんな遠くない距離です。では、私の家も避難勧告が出てたのか…というと、何事もなく完全無傷でした。その差は台地の上と下という差でした。

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これは、府中市が公表しているハザードマップです。さっきの地図とほぼ同じ範囲で抜粋してみました。

※ちなみに緑の矢印は市が指定する避難場所です。私の自宅場所ではありません(笑)

地図の着色が、だいたい上下半分に分かれてるのがお分かりいただけると思いますが、その差は、以北に広がる「武蔵野台地」の存在です。要は、台地の境目である崖線(具体的にいうと“立川崖線”)がそっくりそのままハザードマップの“危険ーnot危険”を分ける境界ラインになっているワケです。当夜の避難勧告も、概ねこの境界に従って発令されたと思われます。

競馬ファンなら共感できると思いますが、府中本町駅から東京競馬場に向かうと、妙に長〜〜い専用通路を歩かされると思います。あれがまさに武蔵野台地の境です。競馬場(つまり多摩川沿い)に向かってガクッと地形は下がるので、駅から平坦な直結通路を作ったら、地上道路より高く通路が整備されたワケです。

結果的には府中本町駅あたりも大事には至らなかったのですが…私もっつが今回の台風19号で避難勧告も出ず完全無傷でいれたのは、武蔵野台地の存在はかなり大きかったワケです。

…ま、これは偶然ではなく、私は初めから知ってたんですけどね。

家選び時における災害リスクの判断

どんな人でも、住まいを選ぶ際には様々な判断材料を総合的に考えて決めると思います。

  • 物件属性(価格・間取り・設備・新築中古など)
  • 地域属性(駅までの距離・治安・街の栄え具合・教育環境など)
  • 個人属性(仕事先の都合・両親の実家との距離感など)

…私が思うに、そこに「防災属性」が入ってくる人は結構少ない気がします。

私は以前、ハザードマップに関してこんな記事を書きました。

motzmotzz.hatenablog.jp

ここで書いたのが、自然災害から自分の命を守るには、だいたい乱暴に分けて2つあって…ひとつは「事前にシミュレーションして、いざとなったら逃げること」。もうひとつは「そもそも災害リスクの少ない家に住むこと」です。

当たり前の話ですが、山際に住まなければ土砂崩れに遭いません。湾岸部にいなければ津波被害には遭いません。豪雨浸水や河川氾濫の被害遭いたくなければ、川沿いや低地に住まなきゃいい…という、実にシンプルな話です。地震は正直防ぎようがないですが、住宅の耐震診断結果で物件を判断するとか、僅かな抵抗くらいならできます。

しかし勿論、家選びの要件は人それぞれです。家族の関係性や職場の都合で住まいが決まる、といった人もいるでしょう。「憧れだから」という理由だけで二子玉川や武蔵小杉といった川沿いに住む人もいるでしょう。そういう人は、やはりハザードマップ等を活用して自分が晒されてるリスクを把握して、いざとなったら家を捨てて逃げる覚悟と準備をするしかないでしょうね。

選択に余地が無い人は一旦置いといて、家選びにある程度の選択肢が与えられてるなら、「防災属性」を考慮に入れるのは大事なのことだ…と、今回改めて感じました。

私は自宅マンション購入の際に、もちろん駅近とか価格帯も重要視しましたが、事前にハザードマップだけでなく周辺地盤の柱状図もくまなく確認していました(もはや職業病ですが…)。物件が武蔵野台地上にあることも確認済で、水害リスクは台地の境でグッと減るというも確認した上で、購入に至りました。

そして2019年10月12日の当夜、エリアメールがバンバン受信され、隣の地区で避難勧告が出ていても、余裕を持って家でビールをシバき続けていたわけです。

災害対策は家選びから始まっている

とはいえ、当日は流石に一日ずっと家の中で籠城を強いられていて、エリアメールがバンバン鳴る中、私の妻は…

『ねえねえ、隣の地区は避難勧告だってよ!?ウチは大丈夫かなあ???』

と不安に駆られていました。

そこで『我が家は大丈夫だから安心したまえ』と説明しました。私自身にその“予習と自信”があったからです。それを聞いて妻は安心した様子でした。

今回みたいな水害から家族を守るためには、その戦いは実は住まい選びから始まっていた…そんな事を実感しました。事前勉強とシミュレーションというのは大切ですね。

 

本日も、お読みいただきありがとうございました。