もっつの効率的で妥当なブログ

お金もキャリアも人生観も…全部大事にしたい欲張りな30代男子。生活のあらゆるものを見つめ直し、QoL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を促す、お役立ちライフハック・ブログを目指しています。

車イス生活になってしまった友人に見舞いに行った話

こんにちは、もっつです。

今日はちょっといつもとは毛色が違う話になります。

先週の三連休の出来事になりますが、車イス生活になってしまった高校の同級生のお見舞いに行ってきました。今日はその時の話や私が感じたことを書き記したいと思います。

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友人の状況

友人の名前は「カズ(仮名)」とでもしておきます。

カズは、高校の3年間ずっと同じクラスの同級生でした。当時昼メシをいつもみんなで一緒に食べていた仲でした。

カズは小柄な体格でしたが、陸上部とラグビー部を兼部するほどスポーティな人でした。ウチの高校はちょっと特殊で、学校行事に100kmマラソンがあるのですが、彼はいつも学内でトップを争うほど長距離が速い人でした。

大学は別々でしたが、彼は大学でも陸上を続けていたようでした。社会人になってから、カズは仕事でもスポーツ業界に携わり、趣味でも定期的にマラソン大会に参加していました。

facebookのアイコンも何かのマラソン大会に笑顔で走ってる写真。我々の中では「カズはいつも走ってる」というキャラクターで、常にスポーツとセットに生きてる人でした。

社会人になってからは、互いに都内勤務だったこともあり、年1,2回は会って飲む機会がありました。2018年の年始に会った時には「実はオレも結婚するんだ!2018年中には結婚パーティーする予定だから招待するわ!」と報告を受け、そりゃ喜ばしい!!と心待ちにしていた…そんな状況でした。

2018年3月、事態は一変する…

カズの結婚報告を受けてから、「そういえばカズから結婚パーティーの連絡こないなー…」と、時間だけが経過しました。

すると2018年12月、カズから一通のLINEが届きました。

『実は、2018年3月にスキーで事故って、脊髄を損傷してしまいました。

今は車イス生活でリハビリ中です。連絡が遅くなって申し訳ないね。』

……

衝撃が走りました。

だって…「常に走ってる」でおなじみのあのカズが、車イス生活ですよ。

これは憶測ですが、3月に事故して12月に報告ですから、身体的にも精神的にも相当キツイ期間が続いていたのでしょう。あんなに走るのが好きだった人が“脚を奪われた”ワケですから、そのショックたるや計り知れません。本人は「今は割と元気でやっているよ!」と気丈に振る舞ってましたが、“元気”といっても“元気ではない”ことくらいは明白です。

そこで、すぐ同じ別の高校の同級生と連絡をとり、「集まれる奴で集まって見舞いに行こう!」となったワケです。

お見舞いは何を渡そう…

こういう時は本当にお見舞い品に困りますね。なにせ症状の具体が分かりませんし、豪勢な見舞い品をあげて相手に気を遣わせてしまっては野暮な話です。「ぶっちゃけ何が欲しい?」と本人に聞くのはもっと野暮です(笑)

そこで、「お見舞いといったら、タオルが万能」説という私なりの理論で、タオルと菓子折りを携えて、お見舞いに行きました。

買ったのはこれ。

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私は昔「なんで“タオル専門店”なるものあるのだろう?そんなに需要あるか??」と疑問に思ってたのですが、その理由が良くわかります。だって「タオル」って贈答品として万能なんですもの。出産祝いにも見舞いにも価格帯的にも…やはり「タオル万能説」は健在です(笑)

そして菓子折りはこれ。

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そう、お値段は張りますが、困った時の「千疋屋ブランド」!!むしろ私が食べたいくらいでした(笑)

車イス姿になった友人を見て感じたこと

お見舞いは私と他の友人の2人で行ってきました。場所はリハビリの病院ではなく、カズが夫婦で暮らす住まいに近いレストラン。週末は自宅に外泊許可が出ていたようで、夫婦で対応してくれました。

お見舞い自体は、辛気臭くなることもなく、4人でランチ囲みながら昔話に花を咲かせたり、互いの近況報告したり、一見するとただの「プチ同窓会」でした。きっとカズ自身も、我々に気を遣わせまいとしてくれたのでしょう。

違うのは、カズが車イス姿になっていること、その1点だけでした。

症状としては、私が想像してたより遥かにキツイ状況でした。

手首より先は力も感覚も弱く“ぷらんぷらん”な状態。みぞおちより下の下半身は完全に感覚はありません。あらゆる所作が奥さまの介助無しには出来ません。

いくら明るく振る舞ってくれても、身障者用スプーンで食べづらそうにご飯を食べる姿を見て、心がえぐられる思いでした。昔は一緒にモリモリ弁当食べてたじゃないか。元気に走りまわるカズの姿は、おそらくもう一生見れないでしょう。

……

お見舞いを終えた私は、カズの様子を通じて、以下のことを学ばせてもらいました。

ゲレンデスポーツの「過信」と「恐怖」

私もっつは、学生時代にスノーボードにのめり込んだ時期があります。当時1シーズンに2,30回はゲレンデに通い、パーク(ジャンプ台やレールがあるゾーン)で技を競い合ってました。当時は“若気の至り”もあり、大怪我スレスレの無茶をかなりいっぱいしてきました。ゲレンデスポーツは、極めれば極めるほど捻挫打撲は当たり前。軽い脳しんとうを起こして10分は記憶が飛んだ…そんなことはザラです。骨折を1度もしなかったのは奇跡に近いです。

ゲレンデスポーツというのは、当たり前ですが安全に滑れば事故なんて起きません。しかし…安全に滑るのは“つまらない”んです、マジで。だからスピードを速めたり技を競う方向にはたらくのです。ゲレンデで事故を起こす…その原因は、正直言って自らの技術に対する「過信」に他なりません(“もらい事故”はその限りではありませんが)。

今の私は、当時のボード熱は何処へやらゲレンデから足が遠のき2年近く経ちます。興味が薄れたのもありますが、事故った時の本当の「怖さ」を以前から薄々感づいてしまったから、というのがあります。…悲しいかな、その現実をカズが身をもって私たちに教えてくれた気がします。

「健康であること」「安全であること」の価値

幸い、今の私もっつは五体満足で健康そのものです。これが「普通」だと思ってますし、何ならこれが未来永劫続くとすら思ってる節があります。しかし「健康」は“普通”ではなく、ただそれだけで“価値がある”ということをカズが教えてくれたような気がします。

また、僕らはあらゆるシーンで「安全」を疎かにしがちです。スポーツ時も隙あらば張り切って無茶しますし、車の運転時もつい調子に乗って危険気味な運転をしちゃいます。ちょっと「不安全」だったとしても、目先のラクさ・カッコよさ・調子にのった感じ…等々を優先してしまいます。結局は、僕らは人間は「安全」に対する価値観が低すぎるのでしょう。

「人生長いスパンで見ると、“健康”であることが一番コスパが良い」

「無理しない“安全”で余裕のある男の方が、カッコいいしモテる」

理由付けなんて何でもいいんです。不測の事態を予防するには、自分なりに「健康」や「安全」に対する価値を高めることが重要なんだ、ということを学びました。

おわりに

本来であれば、親しい友人の事故を受けてから学びを得るのは、順序として正しくありません。

しかし人間は悲しいもので、身に迫る体験談を受けないと真に学ばない生き物でもあります。特に「健康であること」「安全であること」といった“当たり前過ぎること”の大切さは、尚更気づきません。

未来はどうなるか誰も分かりません。私も来年には難病を患うかもしれないし、交通事故を起こすかも分かりません。

物理的に防げない事故もたしかにあります。しかし私たちは、事態を軽減したり発生確率を減らしたりする「リスク・コントロール」は出来ます。万が一に備えて保険に入る…という策もありますが、それでは既に事態が起こってしまっています。最大時のリスクをしっかり理解し、「健康」「安全」への価値観を高める。それだけでも、立派なリスク・コントロールになるはずです。

 

当たり前の事を当たり前で軽く流さず、常に自戒を込めた生活を送りたいものですね。

 

本日も、お読みいただきありがとうございました!