もっつの効率的で妥当なブログ

お金もキャリアも人生観も…全部大事にしたい欲張りな30代男子。生活のあらゆるものを見つめ直し、QoL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を促す、お役立ちライフハック・ブログを目指しています。

僕が奨学金を借りて得たもの

こんにちは、もっつです。

私は、学生時代に日本学生支援機構から奨学金を借りておりました。

…そして、先日その「第二種(有利子)奨学金」総額300万円超を繰上で完済しました。

※「第一種(無利子)」の方は相変わらず返済残の状態。繰上メリットが無いのでこちらは返済を継続中。

今日は、繰上返済した今だから振り返る、「私にとっての奨学金」についての回顧録を書き記してみたいと思います。

 

借入額と返済

2種類の第二種奨学金を借りていました。一つは学部時代(170万)、もう一つは大学院時代(145万)、総額315万円を借入れていました。

前回記事(スカラネットでの完済手続)にて残額を一括で返し、無事完済しました。

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大学院を卒業してから返済を開始し、だいたい毎月15,000円、本来ならこれを20年続ける予定でした…が、約9年で返済を終えました。

私が思う奨学金のメリット

世の中的には「奨学金」と聞くと、実質的に「学生ローン」ですし、返せなくなる人が社会問題化していたりして、あまり良いイメージが無いかもしれません。

…しかし、私は少し若干印象が違います。私もっつは、奨学金には以下の非常に大きいメリットがあると思っています。

まず、奨学金は無担保かつ低金利な借金であるということ。そもそも我々が低金利で借金をするためには、何かしら「担保(=借金のカタ)」が必要なのが一般的です。かわりに「無担保」で借りれるアイ◯ルやプロ◯スのような消費者金融金利が高い…世の中はそうできています。しかし、奨学金は実質「無担保」、つまりほぼ裸一貫でお金を借りれて、金利も借金の中ではとても低金利な部類と言えます(私もっつが借りていた第二種奨学金は1.0〜1.5%)こんな借金はたぶん中々無いでしょう。

次に、使途が問われないということです。日本学生支援機構奨学金は、使う目的に制限がありません。当然、学費や教科書代に充てても良いですが、下宿先の家賃に使ってもOK、株式投資したってOK、飲み代や遊び代に使ったってOKなのです。例えば住宅ローンでは、住宅購入資金でないとそもそもお金を借りれません。「奨学」と言いながら、使い道が“学”以外でも良い、というのは有難い限りです。

このように、「無担保」「低金利」「使途不問」という比較的恵まれた借金のおかげで、私の学生生活は成立していた…といっても過言ではありません。

「わたしと奨学金」の回顧録

ちょっとわたしの個人的な事情から入りますが…

そもそも私は地方の田舎で生まれ育ちました。地元の人たちは比較的結婚が早く、進学意識も低く、元ヤンキーの市民権が強め。ずっと同じ地域に居続ける人が多く、何十年も同じ人間関係の中で生きていく…そんな雰囲気の地域です。

また、私の両親は若干“毒親気味”でして、とにかく否定され続けて育ちました。私が勉強を頑張っても、そもそも両親が勉強してきた人じゃないので、その価値を見出してくれませんでした。「この街で生きて、サッサと結婚して子供産んで、親の近所に家買って親を養う」これがさも“必然”の事のように育てられました。

私は高校生くらいから、この地元と親元を出たくて出たくて仕方がありませんでした。大学進学を機に脱出を目論むと、親から「大学は県内の◯◯大だろ?」と、地元に居続けること前提で迫ってくるのです。

…そして私は奨学金を借りてでも、この家を出て他県の大学へ行く!!」と言い放ったのです。

 …

その後は、18歳で地元を離れ、関東県で学生一人暮らしを始めました。大学卒業後は院進学のため東京にも移り住みました。その期間、両親は国公立の学費と家賃の一部を援助してくれましたが、当然それでは生活が成り立ちません。当時アルバイトに精を出してましたが、バイト一辺倒ではフリーターと変わらない“灰色”の学生生活に陥ってしまいます。

そこで「使途不問の奨学金」が大活躍します。

お金に余裕が生まれると、バイト三昧という事態も収まり、学業をキチンと全うできました。ありがたいことに、学部時代に大学から表彰も受けました。一方で、当時は学生なりにバカな飲み会もたくさんしてきました。当時はサークルに入って狂ったようにスノーボードに興じていました。当時の彼女にカッコつけて数万単位のプレゼントもできました。それもこれも、今思えば、少なからず「使途不問の奨学金」のお金が乗っかっていたのです。

お金の余裕をつくり、“灰色”の学生生活から様々な彩りを与える事ができたのも、「使途不問の奨学金さまさま」と言わざるを得ません。

まとめ

別の話になりますが、いまネットで「大学なんて意味ないから、辞めてブログで稼げ」という人がいるみたいですね。色々な見解があると思いますが、私にとって、大学+大学院で学業・余暇ともに力を入れてこれた経験は、確実に私の礎になっているので本当に大きな意味がありました。

特に、あの忌まわしき田舎社会を脱出し、かつ彩りのある学生生活を送るためには、奨学金の貢献度は非常に高かったと思います。大げさに言うと、奨学金が「レバレッジ(てこ)」となって、本来なら経験できなかった人生を送ることができた、ともとれます。

なので、奨学金には少しばかり感謝しつつ、繰上完済した自分も少し褒めつつ、ちょっぴり感慨に浸ろうと思います。

そう言えば、私の嫁さんはあの時のプレゼントをどこに保管してるのだろうか…

 

本日もお読みいただきありがとうございました!