もっつの効率的で妥当なブログ

お金もキャリアも人生観も…全部大事にしたい欲張りな30代男子。生活のあらゆるものを見つめ直し、QoL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を促す、お役立ちライフハック・ブログを目指しています。

つみたて投資の投資月額を引き上げました

こんにちは、もっつです。 

コロナショックで私の資産額も漏れなく削られている真っ只中ですが、それにも負けず、雨ニモコロナニモ負ケズ、つみたて投資を続けています。

4月の新年度に入り、弊社の昇給制度により若干月給が上がりましたので、それに伴い月額のつみたて投資額の引き上げを行いました。

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月額の投資額の見直し

下表のような形で、約1.2万円/月の増額を行いました。

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口座は「iDeCo」「つみたてNISA」「特定口座」さらには、別途契約している、弊社特有の「積立年金保険」で管理。だいたい有リスク資産:無リスク資産=7:3にしつつ、昇給した分程度に引き上げ、だいたい月に14.4万円/月程度にまで引き上げました。

ちなみに、私の妻は妻で自分の口座でつみたて投資をしていますし、夫婦共有の口座で現金を積み上げています。上表はあくまで私もっつ本人の”ポケットマネー”的な扱い…という感じですね。

固定給という”源泉”がある安心感

2020年に入ってからは、コロナコロナコロナ…とにかくコロナウイルスのネタばかりです。世の中は感染予防で何もかもが自粛ムード。とにかく楽しい話に乏しい昨今です。

今は世界中で経済活動も下火で、金回りが良い話など皆無に近いです。それでも、ちゃんと今まで通り仕事があるし固定給がある(しかも昇給している)。こんな状況になっても、継続して投資に資金投入できる“源泉”があることの有難みを、本当に感じます。

サラリーマンも捨てたもんではないな…と思い知らされます。収入的に安定した環境に身を置くことの大切さを、コロナショックになって今しみじみと噛みしめています。就職活動でやや手堅めで保守的な選択した10年前の自分に「グッジョブ!」と言ってあげたいですね。

弊社はおそらくコロナショックで倒産も減給も無さそうなので、引き続きスタイルを変えずに続けていきます。

 

本日もお読みいただきありがとうございました!

「わかりやすい」というは「実は何もわかっていない」ということ

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『今、世の中はわかりやすさを求めているようですが…“わかりやすい”ってことは、実は、“何もわかってない”ような気がします。』

……

どうも、もっつです。

妙な切り出しからスタートしてしまって恐縮です。実はこれが今日のタイトルでもあり、テーマでもあり、そして今日アツく語りたい事でもあります。

今日は、私の職場の“お偉方”が語ってくれた、わりと現代にも響きうる格言「分かりやすいということは、実は何も分かってないということ」について、書き綴ってみたいと思います。

弊社の社内企画「理事おすすめの本」

弊社には“理事級”というお偉方が十数名います。理事とは、もはや私たち社員の出世の最上級に近い、遠い遠い存在の上司です。弊社には、そんな理事の方々が何か本を紹介する『理事おすすめの本』という社員向けの企画があります。

年に1回、社員だけが閲覧可能の掲示板で公表されていて、理事が個人的に好きな本の紹介をし、感じた事や学んだ事などをレビューし、最後には社員に向けてメッセージを残す…という流れで、それが十数名ぶん公開される感じです。

と、ここまでは良い取組のように思えますが…実は殆どの社員がその存在を知りません。理事本人もやる気がある人とない人の差が激しく、中には10分で書いたクソみたい読書感想文を書きやがる役員もいます。今や、弊社でもこの企画を楽しみに見てるのは私くらいなのでは?と思うくらい、全く存在感の無い形骸化してしまった社内企画です。

そんな中、最近「S氏」という理事の方が本をおすすめしている記事を拝見しました。このS氏は私も過去に仕事で関わりがあった御方。あまり悪い噂を耳にしない、人格者として名の知れている方でした。そんな方が本をすすめている記事があって…この度私はそこに感銘を受けたのです。

理事がすすめる本

では、このS氏がすすめた本とは何か。先にそのモノだけでも紹介します。

『水源』 アイン・ランド 著
『肩をすくめるアトラス』 アイン・ランド 著

『言い寄る』 田辺聖子 著
『私的生活』 田辺聖子 著
『苺をつぶしながら』 田辺聖子 著

S氏曰く、①と②はアメリカを知りながら日本の良さ・美風・美徳を再認識できる名著として取り上げていました。と同時に、1冊が5千円を超える分厚い本なので、読むのに気合が必要です、と語っていました。

③④⑤は三部作としての扱いの本です。S氏は、人間性の的を射た表現・人間の中にある微妙なニュアンスの描かれ方が見事だ、と総評していました。

私もっつはとても文学に疎い人間なので、これらの本の良さを後押しすることも批評することも出来ないのが、実に辛いところですね…笑

理事が社員に向けたメッセージ

実は、私は前述の本に感心したのではなく、その後に続く「理事から社員に向けたメッセージ」に、心を打たれました。

上記の5冊のレビューに引き続き、「社員向けメッセージ」としてこう綴られていました。

今、世の中はわかりやすさを求めているようですが、 わかりやすいってことは、実は、何もわかってないような気がします。

人の世がわかりやすいわけがないと思います。微妙なニュアンスがあってこそ人間の味がでる。空気を読むとは、数字を読むことではない。エビデンスでさえない。空気を読むとは、数値化されていない外形化されてもいない無意識の何かに反応した変化の予兆とでもいったものを感じとること なのではないでしょうか。

今の多くの人が読んだ気になっているのは、空気ではなく、明らかにされている数値や統計なのではないでしょうか。ただの数字やエビデンスでもない、もっと微妙なニュアンスとでもいうようなものを読むことが大切なのではないかと考えています。

……

ハッとさせられましたね。

たしかに、今の世の中は、兎にも角にも「わかりやすいもの」は抜群にウケが良いです。わかりやすい解説、わかりやすいネタ、わかりやすい人間性、わかりやすい結果やデータ…それが大正義であり、逆に曖昧性をはらんだコンテンツなんて全部価値が無い!とでも言わんばかりの風潮を感じます。

私も少しばかりTwitter等のSNSをたしなんでいると、どこを見渡しても「分かりやすさ偏重」になっているように感じます。写真はとにかくベストな画角の映える写真をアップしてインパクト勝負。何か議論になると“それっぽい”データやエビデンスを並べて「◯◯は××であるべきだ」と一方的に煽り立てる。そんなやり取りを日常的に目にしている私たちも、知らずうちに「わかりやすいこと=大正義」というマインドになってしまっている気がします。

そして、やはり「分かりやすい」ということは「何も分かってない」ことだと、改めて気づかされました。私自身も仕事をしててよく思いますが、懸案事項とかを分かりやすくまとめた資料・アウトプットって、めちゃくちゃ薄味の仕上がりになってしまうんですよね。ですから、そんな薄っぺらなコンテンツを世に晒すなんて、恥ずかしいやら恐れ多いやらで到底できる所業ではありません。ですから、分かりやすい情報を堂々と世に発信できる人って、実は何も分かってないと思うんですよね。バカでもサルでも分かりやすいタイトルや写真で手短にパッと振り向かせる。誰とは言いませんが、そういった「分かりやすさ」を売りにする有名人・インフルエンサーは本当に多い気がします。そして、それが今や世のメインストリームの様になってしまっている気もします。

もしかしたら、S氏はそんな行き過ぎた「分かりやすさ偏重」で、人間が生み出す微妙なニュアンスを大事にできない社会を危惧されているのかも知れませんね。

分かりにくさを許容すること

ちなみに、この理事のS氏は頭がキレッキレで社内では有名人で、データや数値なんかを簡単に見せると、その追求が非常に長い人…という事で知られていました。ですから「S氏とレクや会議をする際は、迂闊にデータや数値は出さない方が良い」というお達しがあった程、その緻密さもを武器として理事まで出世した御方…という感じです。

そんなS氏が前述の“田辺聖子 三部作”をすすめていた理由は『そんな人間の曖昧で微妙なニュアンス、“分からにくさ”が生み出す人間本来の魅力の描き方が秀逸だった』というもので、そして前述の「社員に向けたメッセージ」があったわけです。そこに意外性というか深みを感じたのです。

たしかに、一定以上は“分かりやすさ”も大事。それを裏付けるデータや数値、エビデンスも勿論大事。…しかし、本当に読解すべきはそんなものではなく、その人個人が生み出す目に見えない空気感や表情・感情の変化…そんな“微妙なニュアンス”で、そこに統一的な解は存在しない。そんなモヤモヤした「分かりにくさ」に価値を見出して許容していく事が、今の私達(というか現代のSNS社会に生きる私達)に足りないのかなあ…と思い知らされました。

お笑い芸人なんかを見てても、ネタそのものの中身よりも、会話と会話のコンマ単位の間というか空気感とか、スベってしまった時の本人の照れ感とか、そう言ったところに人間性の魅力を感じますし。SNSなんかでも、映える写真なんかを見るより「#◯◯写真へたくそ選手権」を見てる方が、撮影者個人の人間性が垣間見えて魅力を感じるのも、そんなところでしょうか。

私も「効率的で妥当なブログ」等と銘打ってるので人の事言えないんですけど…『AかB、白か黒!それ以外は論外』みたいなトンカチみたいな硬い脳でいてしまうと、人間味という大事な魅力が減ってしまいますから、気をつけなきゃいけないですね。

 

この社内企画、個人的にはかなり好きなんですよね。S氏のようにやる気に満ち溢れた御方もいれば、やっつけで書いてるテキトーな理事もいる。そんな“人間性のゆらぎ”がまたたまらなくグッと来るんですよね。続いて欲しいなあ…この企画。たぶんあと数年で終わる気がするけど。

 

本日も、お読みいただきありがとうございました!

 

下落相場で撤退しない為に「物理対策」を取り入れて乗り切る!

こんにちは、もっつです。

2020年2月下旬から「コロナショック」と銘打たれた同時株安が起きました。この記事を書いてる2020年3月7日現在も、絶賛相場は荒れています。

…まあ、長期投資を決め込んでいる人にとってみれば、こんなのはよくある話です。しかし人間とは弱いもので、株安に不安に感じない人などいません。私もその一人です。何年やっても、不安感がゼロになるということはやはりありません。

そこで今日は、下落相場における不安感は「物理的対策」を効果的に取り入れて乗り切ろう、という話を、だらだら書き綴ってみたいと思います。

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下落に狼狽えずコツコツ投資で耐えろ?無理だよ無理

よくインデックス投資の界隈では、投資初心者に向けたアドバイスとして

  • 長期投資をしていたら、10%20%の下落は当たり前
  • それに狼狽えず、コツコツとドルコスト平均法で積立投資を続けよう
  • 絶対に、市場から撤退しないこと!

といった内容を目にすると思います。言ってる事はとても正しいとは思います。「市場から撤退しない」は正にその通りです。

つまりは『何があっても耐えろ』というアドバイスに集約されるわけですが…そもそも“耐える”という行動は、人間の行動の種類としてはかなり難易度が高いことです。特に事情が悪化した時に、それでも平然と耐えろというのは、アドバイスとしてはあまりにも無理があるように感じます。

事故発生の再発を防ぐ安全マネジメント

話は変わり、私は普段土木工事に関連した仕事に従事しているのですが…土木の工事現場では、様々な“事故”が起こります。「作業員が重機に轢かれた」とか「あるべき柵を付けて無くて穴に落ちた」とか「重機のアームが電線を切った」とか…

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そういう事故に対する再発防止を取りまとめ分析する様な仕事を一時期してた事があるのですが…原因を紐解いていくと「集中してて気付かなかった」とか「ただ単に大丈夫と思った」とか、クソほどつまらない“ヒューマンエラー”ばかりが原因です。

だいたいの人が、再発防止を求められると『二度と起きないように、キチンと教育して気をつけます!』と“精神論”でやっつけようとするのですが、それは根本的な対策にはなりません。一生気をつけて生き続けるなんて、人の行動として不可能に近いことです。

本当の事故防止のマネジメントは「精神的対策」に加えて「物理的対策」も講じなくてはいけません。例えば、重機に轢かれない対策をしたいなら、重機の後部に人が接近したら警告音が鳴るような装置を取りつけたり、重機の稼働を見張る専門の誘導員を1人追加配置したりする…と言った感じです。

何が言いたいかというと、私たちが思っている以上に、人間というのは、思いもよらぬアホな行動を取る生き物だという事です

それは事故を起こした当人がアホなのではなく、私達も当然にアホなのです。誰だって、深い穴があったらつい覗き込んじゃいますし、ダメと言われてもつい歩きスマホしてしまいます。

だからこそ、絶対に事故を起こさないためには「気をつける」「耐える」ではなくて、アホでも確実に防げるような、ある程度の“物理的対策”も取り入れなきゃいかんワケですね。

長期投資を実現する“物理的対策”

では話を投資に戻しまして…

狼狽えて市場から撤退したしまう事を、先程の工事現場の例で言う「事故発生」と考えます。

物理的に事故を起こさない(=物理的に狼狽売り撤退をしない)ためには、何をすれば良いのか。それは「人は下落相場で狼狽て当然の生き物」という前提に立って考えるしかありません。そんな中で、“物理的な対策”をいくつか考えてみたいと思います。

証券口座にログインできなくする

そんなん現実的じゃないだろ!とお思いでしょうが…実は、私の妻がこれに該当します。

妻はiDeCoとつみたてNISAを枠の満額使って投資をしていますが…妻はもう、たぶんログインの方法を忘れています。特にiDeCoは。

たぶん、私の言われるがままに2年前にifree8均と楽天VTを買付設定してから、今やもうその存在すら忘れつつあります。「何となく毎月お金が引き落とされてる」という認識でしかいません。

事故を起こさない(=狼狽売り撤退をしない)という観点で行けば、彼女は最強の投資家です。隣にいる私も、たまに見習いたいと思うくらいです。

“遊び枠”を作って思いっきり狼狽る

私たぶん、このパターンに該当します。

狼狽ると言っても、全資産を売っ払うのではなく「全資産のうち◯%は、下落時に売ったりナンピンしたり何したって良い」という枠を作って、その中で下落相場を楽しむ(?)ようにしています。

私の場合は「iDeCo口座」がそれに該当します。iDeCoにしている理由は、スイッチングして利確しても無課税ですから、好きなタイミングで利確して定期預金型に切り替えといて、下落が来たら株式に買い戻す…みたいな事をしています。それに、どうせiDeCoはどう足掻いても60歳まで引き出せませんし、買付作業もかなり“もっさり”してて使い勝手の悪いですから、遊ぶにもそこそこの抑止力があり、遊び枠としてはうってつけなのです。

私の場合、総資産の5%〜10%くらいがそういった“遊び枠”でして、残りの9割は通常と変わらず積立投資を続けています。

下落相場を完全無視して耐えるというのは、人間行動としてかなり難しいです。ですから、自分なりの「許容の範囲」を決めた上で、敢えて思いっきり市場に、煽られて、狼狽て、遊んでみるのも、対策のひとつとして有効だと思います。失敗してもそれはそれで経験として割り切ります。

投資の大先輩にならう

特にマインドが弱い自覚のある人にとっては、“投資の先輩”から勇気をもらい、或いは狼狽え売りしないよう見張ってもらう…というのも良いでしょう。ライザップの監視ダイエットみたいなもんです。これはこれで、特に投資初心者には有効なのだと思います。かくいう私も、最初の頃は諸先輩を見習いながら株安に耐えた記憶があります。

…しかし、私はこの方法は長い目でみたらお勧めしません。私は根っから「投資は自己責任」と思うタイプなので、自分の資産を守るのは結局自分。他人に依存するスタイルは、いずれは脱却しなきゃいけないと思います。

それに、初心者に向けて積極的にアドバイスをくれる“投資の大先輩”が、実は初心者を食い物にしてるだけの場合もありますし、そもそも人としてかなりアカン奴だって事も往々にしてありますしね。誰かに心酔するスタイルは、長い目で見たらあまり良いモンではないと思いますね。

入ってくる情報をコントロールする

以前、こんな記事を書いた事があります。

motzmotzz.hatenablog.jp

私の場合、他人を巻き込むようにワーワー騒ぐ“投資中級者”、ここぞとばかりに“教祖”ぶる人、データをこねくり回して分析風な事を語る人…等々はバシバシとミュートしています。総じて、下落時に声が大きくなる人なんてマトモな人いませんからね(ネタ的に面白がって騒ぐ位なら良いと思いますが…笑)

投資をしてる人っつのは、大概は情報を取り入れる事にこなれた人だと思います。そこで、下落相場時において、自分の投資スタイルに馴染まない・望まない情報は、徹底的にシャットアウトするのも、良い物理対策かと思います。

人間は思ってる以上に非合理な生き物

コロナショックで思い出しましたが…先日、職場の先輩Y田さんが、直近で学生時代の友人と飲んだ時の話をしてくれました。

Y田さん曰く、その友人が新型コロナウイルス騒動の最中でドラッグストアに行ったら、トイレットペーパーを買い漁る人達を目撃。そしたら、つい“買うつもりもないのに”36ロール分も買ってしまったんだとか。

お前みたいなのがいるから、世間で在庫が無くなるんだよ!とイジったそうですが、その友人は『いや、マジでただバンテリン買うつもりだったんだけど…つい煽られて…』と返答したそうです。

Y田さんが言うには、その友人はむしろ良識のある真面目なタイプの人だそうで、『…それでも、空気感で煽られて予定外の行動を取っちゃうんだなあ』と回想していました。

私もたぶん、その友人は買い占めたいと目論む悪い人ではないのだと思います。おそらく、人間はそもそも、それくらい非合理的で、煽られて、狼狽やすい生物なんだと言うことなのだと思います。

下落相場が来たらば、そのまま耐えて投資を続ける…単純なようで実に難しい。『コツコツと長期投資』だなんて、実は非常に難易度が高い行動だと思います。だからこそ、自分自身にマッチした“物理的対策”が必要なのだ…と。投資をする様になって数年経ち、ようやっとそんな事を考えるようになりました。

因みに、前述の私の5%〜10%程度の“お遊び枠”は、あまり労力に見合ってない程度の成果しか出てません。それでもいいんです、下落相場は適度に狼狽ておくのもまた一興です(←強がりw)

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!

ブログ開設2周年になりました ~この1年間の記事を自己レビュー~

こんにちは、もっつです。

知らない間に、当ブログを開設して2周年が経過しました。

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非常に細々とやっている当ブログ。我ながら書いといて「一体誰がこんなブログ見るんや…」と思う事もあるのですが、それなりに訪問していただいてます。いつもお読みいただいてる方々、誠にありがとうございます。

…さて今日は、この直近1年間で、自分が書いたブログ記事を勝手にレビューしてみたいと思います。

よく読まれた記事

motzmotzz.hatenablog.jp

これは、楽天カードのブランドをJCBからVISAに変更した体験談を記事にしたものです。

楽天カード」では、ブランド変更は一度解約して再契約しなくてはなりません。その小面倒な手続を、実体験とともに流れを明らかにした記事です。この記事は通年にわたってよく読まれました。なんだかんだ言って、やはり楽天カードって、世の中的に需要が多いんですねえ…

だいたいクレカなんてJCB+VISA MasterCardの3つを持ってれば十分なのですが、体感的にはやはりJCBは使いづらかったですね。思い切ってVISAに変えて良かったです。

個人的にこの一年を象徴する記事

motzmotzz.hatenablog.jp

先日、2020年度宅地建物取引士試験(通称:宅建試験)に、「独学」「短期間(3ヶ月)」「一発合格」を果たすことができました。その勉強履歴を書き綴った記事になります。

私にとって宅建試験は、ただの“趣味”でした。仕事でも全く必要とされていませんし、受験動機も完全にただのノリ。そんなクソモチベーションのさなかでも結果を出せたことは、個人的には大きな収穫を感じました。

仕事に関係なくとも、こういう成功体験を積み重ねて身に付けた自信は、私自身の日常的な思考や行動を変えることもあります。ですから、今回の宅建試験のような些細な成功体験を積み重ねていくことを、私は非常に大事にしています。

これからの一年も、また何かにチャレンジできたらいいなあ…

私は、何かにチャレンジする時は周りに公言しない派です。陰で誰にもバレずにシコシコやるのが好きなタイプ。ですから、何にチャレンジするか、結果どうなったかは、今後のお楽しみ…ということで(笑)

物議を醸した記事

motzmotzz.hatenablog.jp

これは、タイトルの通り…友人の結婚式で幹事をやったら絶縁することになった実話です。

一時期色んな方に読まれて妙に共感をもらい、チラホラと同情のコメントまでいただいた記事です…

数年も前の出来事なのですが、その友人夫婦の鬼畜っぷりをリアリティをもって存分に楽しめる内容になっているかと思います。文字数は約8,000字の超大作となっています。

ただの不幸話としては勿論のこと、『真の友人とは何なのか』という私なりの哲学も後半の方に詰め込んでいます。昔からの友人とは、腐れ縁と紙一重です。“◯年来”などと年数や環境は関係ありません。今この瞬間、大人として信頼できるか…その一点こそが、真の友人を見定める判断基準だと思うのです。

今後も当ブログをよろしくお願いします

この一年は、ブログ開設当初の一年とくらべて「ポイ活」や「インデックス投資」の話題はかなり減ったような気がします。

当ブログのモットーは“ライフハック”です。投資もポイ活も、資格取得も、そして友人付き合いも…何もかもはライフハックと思っています。そしてブログタイトルの通り「効率的」かつ「妥当」に生きていく事を目指しています。

勿論、私自信は全部が効率的で妥当なマシーンのような人間ではありません。時に美味いもんを食べ歩いて悦に浸るという“非効率”な事も楽しみに生きています。合理化できるものは徹底的に合理化し、フラフラしたい時はとことんフラフラ遊ぶ。何事もメリハリとバランスが大事ですね。

……

特にカッコよく締まりはしませんが、そんな感じで、「アフィリエイト収入もない」「誰からの何のしがらみもない」、そんなブログをゆるーく続けていこうと思います。

今後とも、当ブログ「もっつの効率的で妥当なブログ」をよろしくお願い申し上げます。

私は、すーぐ“グラフ”を使ってくる奴は全員“詐欺師”だと思ってる

こんにちは、もっつです。

投資をしていると様々なデータを目にすることがありますが、その中でも「時系列折れ線グラフ」を見かける機会が非常に多くあります。

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https://gentosha-go.com/articles/-/20748から引用

例えばコレ。みんな大好きS&P500の長期チャート。とりわけ、長期投資の有用性を示すためによく使われます。

チャート自体は事実そのものなので否定はするつもりはありませんが、私はどうもこの手のグラフがあまり好きではありません。決してグラフが苦手だとか読めないとかそういう意味ではなく…具体的にいうと、グラフの“使われ方”があまり好きではないのです。

そこで今日は、私は「グラフ」を使って結論めいた事を決めつけにかかる人は、有無を言わさず全員“詐欺師”だ、ということにしている話を、つらつらと書き綴ってみたいと思います。

『貴様、グラフを提示する意味を理解しているのか』

これは10年ほど前の、私が大学院時代に研究室にいた頃の思い出話になります。

当時、河川工学の研究室に在籍していて、その研究室に“I教授”というボスがおりました。このI教授、とにかくパワハラが凄く、我々学生から「インテリヤクザ」「利根川」等と恐れられていました。

※なぜ「利根川」かというと、我々の研究室が関東の利根川を研究対象にしており、某キャラとかけていたから

…それがどれだけ凄かったかというと、同期4名のうち、私以外の2名を病院送り(1名はうつ病、1名は嗚咽が止まらない謎の病)にしたほどです。

※尚、当時研究室のある先輩は「I教授、今年は4打数2安打だな」と表現していた

この研究室では、月1回ゼミで研究進捗を発表させられます。発表中はいつも、ド真ん前に鬼のI教授が殺人者の目つきで私を睨みつけます。そこで研究成果が芳しくないものなら、もはや人権を無視するレヴェルの罵詈雑言を、皆の前で浴びせられるのです。

そんな恐怖のゼミが定期的にやってくるのですから、当人である私は必死です。『何も進んでません…ふぇぇ』などと諦めたら、何されるか分かりません。意地でも“やってる風”を装って急場を凌がないといけない…そこで、何かしらの「グラフ」を作るのです。

グラフをこさえておけば、取り敢えず“それっぽく納まりますからね。プレゼンで『このグラフに示すとおり、この現象は◯◯であることが明らかです(キリッ』などと語り、難を逃れようとしました。

……

ただし、I教授は河川工学の権威。我々のそんな浅はかな考えはお見通しです。私が急場を凌ぐが如くこさえたグラフを指して、I教授はこう突き返すのです。

『貴様、グラフを提示する意味を理解しているのか』

グラフは未知の現象を当てるものではない

I教授の言わんとしてる事は、こうです。

グラフというのは“既に起きた”現象のアウトプットです。しかし、見てる側はついつい“起きていない現象”まで勝手に連想してしまいがちです。

右肩上がりのグラフを提示されれば、それはつまり右肩上がりに起こる現象なのだと連想してしまいます。しかし、試してもいない未知の現象まで保証するものではありません。

グラフというのは、既に起きた現象の集合体であり、未知の現象を言い当てる代物ではない。

安易に「グラフがこうだから、◯◯もこう起こるはず」などとほざくな!貴様は全てを知り尽くした神様にでもなったつもりか!』

という事です。至極ごもっとも、おっしゃる通りですね。。。

“考えが浅い奴”ほど、グラフを多用して説得する

自分の主張を他人に聞き入れてもらいたい時、私たちは何かしらの「アイコン」を用いたがります。数値だったり写真だったりイメージであったり。それが説得力を向上させるパワーに繋がるからです。

そういう意味では、グラフはとても優秀です。具体的な数値や、目に見えづらい“傾向”を一枚の画像としてスッキリ示せるのですから。それでいて、なんだか“専門性”も演出できます。これほどラクで便利な“説得ツール”はありません。

…そこでI教授は続けてこう叱るのです。

『人は安易に成果を求める時に限ってグラフを示したがる。

考えが浅い奴が、特に程度が低い人に向けて手短に説得しようと画策する時に、人はグラフを多用する。

今の貴様の姿が正にそれだ。貴様は私の事を“コイツはこれくらいで良いだろう”と、腹の底で舐めてるのだよ』

ああ。。。全部お見通しや、I教授。。。

グラフで答えを示そうとする奴は“詐欺師”だ

まだI教授の“言葉のレイプ”は終わりません。

最後にこんなトドメを刺してフィニッシュを迎えます。

『物事の本質は、起きた現象を考察し、仮説と検証を繰り返して導くもの。それでも答えらしい答えなど出てこない事が殆ど。だから「研究」なのだ。グラフはそのプロセスの道具のひとつに過ぎない。

グラフをただ示して、簡単に結論らしきものを語る奴は、詐欺師と一緒だ。

……

なんか、この記事を書きながら10年ほど前の当時の感覚が思い出されてしまいました。

人っつのは、凄い人間に凄まじい論破をされると、どうなるかご存知ですか?

自然と涙がウルウル滲んでくるんです。

口ごたえも出来なくなり、手足も反応が鈍り、最後に動くのは涙腺なんですよね。参考になりますね(どこがだよ)

私たちの日常で蔓延する「グラフ」

冒頭のS&P500の長期チャートもそうですが、投資に触れていると、様々なグラフを目にします。

勿論そのチャート自体に嘘偽りは無いのでしょうが、説明してる側が、手っ取く求心力を示したくてグラフを用いているケースを、本当によく見かけます。

  • 何か“それらしい”グラフを提示しながら外貨建て保険を勧める保険屋にせよ…
  • ボリンジャーバンドが2σで云々カンヌン…』と語るウルフ◯田にせよ…
  • 『国際分散投資と米国株投資、どっちが有利か検証してみた!』等と語るSNS上の有名人にせよ…

専門的なグラフを見せつけて、手っ取り早く無垢な初心者の心を掴む…基本形はみんな一緒です。違うのは、そこに「お前は詐欺師も同然だ!」と強烈に論破してくれるI教授のような権威がいないだけです。

 

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…ちなみにこれは、金融庁のホームページhttps://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/moneyplan_sim/index.html

にある「資産運用シュミレーション」というものなのですが、私、この金融庁の資産運用シュミレーションのグラフて、大っ嫌いなんですよね。

これってI教授が語っていた『程度の低い人間を、手短に説得しようと画策している』姿そのものだと思うんですよね。やはり、安易にグラフを使って興味を引かせる策略は、どうも好きになれません。

※勿論「つみたてNISAって分かりにくいから、せめて取っ付きやすいコンテンツを…」という金融庁の意図は分からんでもないですけどね。

おわりに

私もそうでしたが、投資を始めた頃は、どんなに調べを尽くして勉強しても、経験が無いぶん不安が付きまといます。そうなると、発信力のある“先輩”を参考にしたり、或いは模倣する事もあります。その方が信用出来るか?出来ないか?というのは、最初の頃は判断が難しいです。みんな真っ当に見えますし。

そこで、私の場合は、それっぽいグラフを使って「これが答えだ!」等と決めつけにかかる人は、有無を言わさず全員“詐欺師”だ、ということにしたのです。だって、私がそうやって教授に怒られてましたから。投資ではなく研究分野でしたけどね。

勿論、経済のグラフやデータ類は重要な情報であることに間違いはありません。しかしそこに“絶対的な答え”があるのではなく、大事なのは自分がそれを見て何を感じて何を思うのか…で、その形は多種多様で然るべきです。素人が経済的なグラフをどうこねくり回したって“絶対的な答え”なんか出ませんし、そもそも投資にそんなものないんですから、その時点でそんな奴お察し…ですよね。強いて言うなら「“資産運用シミュレーション”通りに行くことなんて、100%あり得ない」という絶対的な答えはありますけどね。

……

ところで、なんで10年も前の学生時代のエピソードが、こんな事細かに残っているか?その補足をしときます。

とにかくパワハラ研究室だったので、毎回ゼミが戦争状態なので、当人は余裕が無いんです。そこで、同期同士で結託して「ゼミで言われた指摘事項の議事録を取る係」を作って、輪番制で対応してたんです。そのwordファイルが今でも残ってたんですね。

今回のこの議事録をとってたのが、同期のN君。N君はバカがつくほど真面目なので、『貴様!』とか『詐欺師!』とかも丁寧に文字に起こしちゃうんですよね(笑)

ま、そんな性格だからN君は当時うつ病になっちゃったんですけど…(ちなみに今はN君は元気です)

 

本日も、お読みいただきありがとうございました!

“エセFPもっつ”がマイホーム購入の相談を受けてきました

こんにちは、もっつです。

個人的にFP2級と宅建士の資格を持っている私もっつ。だからと言って、仕事で使う事も大してそれらしいこともせず、なんなら周りには黙ってるくらいの私なのですが…今回、学生時代の友人から「マイホーム購入の相談」を受けました。

今日は、そんな学生時代の友人のマイホーム購入の相談を受けた話を、書き綴ってみたいと思います。

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相談主の状況

相談を受けた主である友人は、こんな感じの状況でした。

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  • 夫(友人・35歳)、妻(35歳)、子2人(10歳、6歳)の4人家族
  • 友人は電力系会社に勤務、年収800万、妻は自営業で年収100万、頭金は500万円ほど
  • 希望物件は、新築・土地付き一戸建て(土地30坪・注文住宅)、場所は茅ヶ崎市(最寄り駅は徒歩25分)
  • ハウスメーカー(ヘー◯ルハウス)の直近見積は、「土地2,500万、建物3,300万、物件価格 計5,800万円」

……

だいたいこういう相談を受ける時は、買うことは既に決めていて、背中を押してほしいというパターンが非常に多いです。今回も、まさにそんな雰囲気でした。ただ、友人は、ハウスメーカーと打合せを重ねる中で、どんどん希望額からオーバーする見積額を出されていて、もはや判断能力が低下していた状態。そんな中の相談でした。

…まあ、実は「マイホームの相談」というのはただの名目であって、実質はプチ同窓会だったんですけどね。二人で終始お酒をかっくらいながらワイワイとやっていた感じです。

さて”エセFP”としてどうするか…?

エセFPではあれど、相談を受けている以上はプロのつもりで真摯に向き合うべきですね。しかし、酒を飲みながら口頭の説明ですと、アドバイスがとっ散らかるのも可哀そうですから、私は、事前に“レジュメ”を用意しました。

相談前に自作のレジュメを用意するなんて、こんな顧客思いのFPいないでしょ?FPで大事なことは「顧客の利益を最優先」ですからね。

…実は、相談前の2日前、夜勤をしていてクッソ暇だったので、お遊び半分・本気半分で作ったものなんですけどね。レジュメとしては、こんな感じでまとめました。

ステップ1:「返済負担率」から買える価格帯をつかもう

ステップ2:物件選びは「立地」がすべてだ

ステップ3:不動産屋との交渉は「戦争」だ

ステップ1:「返済負担率」から買える価格帯をつかもう

どんなに魅力的な物件でも、無茶なローンを組んだら、ローン返済“だけ”の人生に陥ってしまいます。ですから、無理のない「返済負担率」を設定して、そこから逆算して物件価格帯を定める…という方法を提案しました。

具体的には、まずこんな感じでザックリと条件設定します。

  • 夫婦の収入は「手取り月収50万(※ボーナス非考慮)」とする
  • 65歳まで働くと想定し、「返済期間30年」とする
  • 返済負担率は=20%」と設定、月々のローン返済は10万(50万×20%)とする。
  • ローン金利は、とりあえず安全側に「返済金利1.5%」とする
  • とりあえず「頭金0円」とする

こんな感じで条件設定したら、SUUMOの住宅ローンシミュレーターを使います。「返済期間30年」「返済金利1.5%」「頭金0円」として、月々の返済金額が10万円になるように、シミュレーターをぐりぐりといじってみます。

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すると「2,910万円」とでます。つまり、これがフルローンで借りても大丈夫そうな金額…という感じです。もし別途頭金があれば、そのまま足し算すればOK。つまり、頭金が500万あるなら、2,910万+500万≒3,500万円くらいの物件が買える、といことですね。

……

ポイントとしては、“手取りベース”かつ“ボーナス払い無し”として「返済負担率=20%」を目指すことです。これは“かなり安全側”にみた設定ですが、私としては、これくらいにしといた方が、日々の暮らしにゆとりが生まれると考えているからです。また、将来の就労状況もどうなるか分かりませんからね。ちなみに、私のローン返済もこれくらいの返済設定になっています。

一般的に「返せる額と借りれる額は違う」と言われます。どう考えてもキツめなローン計画でも、銀行や不動産屋はイケイケドンドンでGOを出してしまいます。なので、交渉相手に言いくるめられないよう、まずは自分自身の“身の程”というものをしっかり見極めて、明確なボーダーラインを設定することを推奨したわけです。

ステップ2:物件選びは「立地」がすべてだ

ひとえにマイホームといっても、不動産は「土地」と「建物」でくっきり概念が分かれます。建物なんていくらでも後からやり直しがききますが、土地はやり直しがききません。だからこそ「土地(つまり立地)」に価値を見出した家選びをすることを推奨しました。

そもそも「建物」は経年劣化する代物。不動産鑑定の世界でも、木造戸建ての“法定耐用年数” は22年であり、どんなに最初は立派な新築戸建でも30年たったら建物価値は急落します。ですから、物理的に経年劣化をしない「土地」そのものに価値を見出した物件選びをした方が、失敗はしにくくなるわけです。

具体的なポイントは「鉄道インフラ」と「立地適正化計画」です。

兎にも角にも「鉄道インフラ」の存在は絶大です。駅チカの土地は高くて遠いと安い、これが主要駅(特急停車駅や乗換駅)と各駅停車駅でも微妙に格差がある…。普通に考えても「そりゃそうだろうよ」という性質が、国税庁が定める全国路線価マップを見れば、それが体感的にデータとして把握できます。買う側にとって当然駅チカは便利ですが、大げさに言うと、官公庁も“駅チカは資産価値が高い”と公式に定めているワケですね。

「立地適正化計画」というのは、法律に基づいて各市区町村が独自に作成している街づくり計画で、役所のHPで公表されています。早い話が「この地区は重要な地区」「この地区は役に立たないゴミ地区」等と区分けしている資料でして、つまりは資産価値が高くなりそうな立地の“ヒント”を、役所が直々に教えてくれるワケですね。

……

これらの資料を勘案すると、結局はなるべく需要の高い主要駅に近い物件を選びましょうというありきたりな話に集約するわけです。では、具体的にどれくらい駅チカが良いかというと、駅徒歩15分以内を死守といった感じ。駅徒歩15分以内というのは、一般の人がSUUMOやHome’s等の検索サイトを使って最も検索アクションを起こすレンジです。理想としては、主要駅まで15分以内、そうでない駅なら10分以内は目指したいところですね。

ステップ3:不動産屋との交渉は「戦争」だ

例えば、コンビニで100円の缶コーヒーを買うとします。レジに行って『この缶コーヒーの価値は90円が妥当だ!俺は90円しか払わんぞ!』等と言ったら、どうなると思いますか?たぶんキチ◯イ認定されて警察に突き出されるのが関の山でしょう。しかし、不動産売買の世界では、こういった指値(※買う側が値段を決める事)が割と成立します。5000万円の物件価格を提示され『ウチは4500万しか払えんわ!ボケェ!』と言っても、警察に突き出されることはありませんし、ある程度は話を聞き入れてくれます。むしろ不動産売買は指値交渉が基本と思っとくくらいでも方が良いと思います。

次に、不動産屋は通常は土地+建物をワンセットで売って会社の利益を得ますが、「土地価格」は国税庁地価公示でバッチリ定まってしまうので、不動産屋が好き勝手に値段をイジれません。そうなると、不動産屋は「建物価格」の中に、経費分や利益分を“上乗せ”する考えの方が、売上高を確保しやすいワケです。イメージで、建物価格+20%程度を上乗せしていると考えれば、10%~15%の値引き交渉は可能です。というか、マイホームなんて販売価格の10%引きで買えるもの…という腹積もりでいた方が良いのかもしれません。

また、中古物件なら市場の滞留期間(つまり売れ残り期間)、新築物件ではディベの会社の決算時期をチェックします。つまり、売る側の“売り急ぎ具合”を探ります。売り急ぎの兆候が見られれば、優位な立場で交渉ができ、ちょっと無茶な値引き交渉でもOKになる可能性もあります。

不動産屋だって交渉のプロです。相手のペースに丸々乗っかってはいけません。逆に、実際に交渉する営業担当なんて、コキ使ってナンボです(こんなこと言うと不動産業界の方に怒られそうですが…)。こちとら“家族の人生”を背負っているわけですから、気を使ってはいけません。昼夜も平日土日もなく、気になるところはどんどん電話しましょう。担当者が困るような際どい要求をビシバシ投げつけて、何度も本社に確認の電話をさせましょう。

相談の結果、友人のマイホーム購入はどうなったか…

私が相談を受けた翌日、友人は再度ヘー◯ルハウスの営業担当者と打合せをしたようです。

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結果的には契約は破談になったそうです。

そりゃそうですよ…世帯年収に対して物件価格が高すぎでしたもん。

実は、友人とヘー◯ルハウスの担当者のやり取りには前段の裏話がありまして…

一番最初の見積で建物価格3,000万円(税込)と提出を受けてたのに、後になって『すみませ~ん。あれ、実は税抜価格でした~』と言ってきたそうです。つまり300万の過少ミス。凡ミスにせよ意図的にせよ、中々酷いですね。

また、『今ご契約ですと、太陽光発電システムもセットでついてきますよ~』と言ってきたそうですが、見積書をよく見ると、“明細レベル”の細かい所で、工事費120万円分がシッカリ計上されていたそうです。

いやぁ…ひどいですね、ヘー◯ルハウス。こう言っちゃなんですが、友人としては、契約が破談になって少し安心しました。

おわりに

友人の相談を受けながら、私自身が2017年にマイホームを買った時のことをつい思い出してしまいました。やはりマイホームの購入って“ドラマ”ですよね。どんなに借家で生きてく方がコスパが良いと言われたって、やっぱりマイホームってロマンでありドラマですよ。

マイホームの購入を検討するのって、実は“孤独”なんですよね。私もそうでしたが、何せフラットな立場で相談できる相手が少ないですから。それに、先々の長い借金返済とロマンが混在しますから、どうしても意志が揺らいで判断能力が鈍ってしまいますし。

私が友人に伝授した教えは、決して一般論ではないことは重々承知ですが、たぶん大それて間違った事は言ってない…はず。結果的に、思い悩む友人をローン返済地獄から未然に救えた気がして、“エセFP”としては非常に満足感があった一日でした。

ま、事前にレジュメを作ってくるFPもいないでしょうし、顧客の前で生ビールをガバガバ飲みながら解説するFPなんてもっといないでしょうね(笑)

 

本日も、お読みいただき有難うございました!

センター試験が芳しくなかった受験生…落ち込む事なかれ。「他大学院進学(院ロンダ)」という生き方もあるぞ

こんにちは、もっつです。

先日、制度最後となる「センター試験」が行われました。私がセンター試験受けたのはもう何年も前の話ですけど、あの緊張感は未だに手にとるように覚えています。

年に一回の一発勝負ですから、当日うまくいかなくて苦渋を舐めた人も当然多くいるでしょう。悲しいかな、それが“勝負”の世界ですからね。

…しかし受験生、自暴自棄になることなかれ。そんな人たちに、私は「他大学院進学」を全力で推奨したい!何故なら、私自身がその体験者だからです。

 

「他大学院進学」とは

大学卒業後に大学院へ進学する際、これまで通っていた大学とは違うところへ進学する事です。

※画像引用:https://karenavi.com/education-laundering

通称学歴ロンダリングと言われます(単に「院ロンダ」と呼ばれることも)。要は、低〜中程度ランクの大学を卒業した人が、東大京大みたいな有名大学に大学院から転入することです。最終学歴の見栄えを良くすることが出来るから“ロンダリング(洗浄)”などと揶揄されてしまうのです。

※当事者の私としてはその表現は心外なので、この記事では「他大学院進学」と表現します。

私自身も、とある地方国立大から他大学の大学院に進学した一人です。かれこれ10年ちょい前になりますが、未だにレアケースな扱いを受けます。

私の時は、クラスに5,60人いたうち他大学院進学を進路に選んだのは、私を含め3人でした。つまり「他大学院進学」を進路に選ぶ人は5%程度…そんな感じでした。文系学部はもっと少ない気がします。

60代くらいの人からは『え?ヨソの大学院に行く事なんてできんの?』と言われる事がたまにあります。まだまだ世の中的には馴染みが薄い印象を受けますね。

「他大学院進学」って難しいの?

大学にもよるところが多いですが、ぶっちゃけた事を言うと、センター試験の時よりは希望の大学に手が届きやすいと思います。なので「院ロンダはコスパが良い」とも言われがちです。

※だからこそ「ロンダ」等と揶揄される原因にもなってるんですけどね…

倍率も、受入れの多い大学院かそうでないか、或いは専攻別でもバラバラです。私の専攻の場合、たしか3倍くらいだった気がします。

※私の時代の場合、倍率だけで言ったら、東大に行くより筑波大に行く方が難しかったです。問題の難易度は知りませんが…

試験問題は、自分が専攻してきた専門科目が中心です。私の場合は「土木工学」が専攻だったので、試験はこんな感じでした。

(午前)

  • 英語TOEICの提出で代替もOK)
  • 専門数学

(午後)

すべて記述式。ちなみに受験料は約3万円でした。

試験問題の難しさは、イメージでいうと「隣の高校(進学校)の期末テストを受けに行く感覚」に近いです。なぜなら、試験問題はその大学の教授が作るからです。その教授の授業を直に受けていた学生が断然有利です。しかし、大学4年間で学んだ専門科目を更に深く再勉強すれば、十分太刀打ちできます。

例えば、Fラン大生が東大の大学院試験に受かって東大院生になる事も全然ありえます。逆に、現役の東大生が東大の大学院試験に落ちる事もあります。この試験に「偏差値」という概念はなく、自分の専攻の学問がシッカリ頭に入ってるか…ただそれだけの事です。そこにFラン大生も東大生もありません。

マイナーなくせにネットでは馬鹿にされがちな「他大学院進学」

けっこうネット上では馬鹿にされがちな「院ロンダ」。

よくよく考えて欲しいです。特に、既に社会人の方々は思い出してみてください…大学3,4年生の時、ご自身の進路を思い悩んでいた頃のことを。

たぶん周りの雰囲気に乗っかって、就職活動したり、何となく流れで同じ大学の大学院に進んたり…そんな人が殆どでしょう。大学4年生にもなって『もっとレベルの高い大学に進んで、ステップアップしたい!』なんていう人、周りにいましたか?

だいたいね、大学4年生にもなったら、普通は自分の「学歴」なんてとっくに諦めがつくもんですよ。多少“ヨコシマ”な動機であったとしても、行動に起こすだけ立派だと思いませんか?意識高いでしょ?しかも、裏口入学でもなく極めて合法ですから。

事情をよく知らない人にバカにされる筋合いなんて、どこにも無いんですよね。

「他大学院進学」のメリット・デメリット

デメリット

何と言っても、入学してから周囲のレベルの高さに苦労すること…これに尽きます。自分よりも偏差値が10以上は高い奴らと同じ身分として同等にやり合わなくてはいけないのですから。

例えば私の場合、大学院の英語の授業なんかマジのガチでフルEnglishでしたからね。しかも“専門英語”。最後の方には研究をテーマにした英語プレゼン(質疑応答も勿論英語)もありましたから、かなりキツかったです。一応私…英文科専攻とかではなくて、土木工学専攻ですからね?笑

この気苦労に耐えられなくて、たまに辞めていった同級生を見かけたことはあります。めでたく編入できたとしても、やっぱり出るまでが大変なんですよ。

メリット

文字通り学歴をロンダリングできるので「学歴マウント」は取れるようになるかもしれません。しかし、そんな屁みたいなものメリットではありません。

就職に関しては、大学推薦枠の数と質が変わりますから、若干就職が有利になるかもしれません。しかし、就活なんて人や分野、さらには“ご時世”にもよるので、一概にメリットとは言えないかもですね。私なんかは、大学院でリーマンショック後の“第二の氷河期”に突入したので、就活だけみたら院進学しない方が良かった…という感じでした。

最大のメリットは、なんといっても周囲の高いレベルで揉まれる経験値でしょうね。ガチで凄い人間に囲まれると人生観が変わります。『自分が4年間過ごした大学とは、一体何だったのか…』と、甘い自尊心なんかカンタンにへし折られます。私はこの修士時代の2年間で、イイ意味で価値観が激変した実感がありますね。

次に、「2つの大学生活を経験できる」という激レア体験も、実は隠れたメリットかと思います。まず普通の人生を歩んでいたら、1つの大学のキャンパスライフしか経験できません。しかし、クラスの友達の質や、日常生活から遊び方まで、全く異なるキャンパスライフを2つも体験できるのは、人生経験としてはなんとも“お得感”を感じましたね。

「就職に有利」「人に自慢できる」みたいな目先のメリットよりも、「人生経験」としてのメリットの方が大きいですね。

希望の大学へ進むチャンスは、18歳でも22歳でも訪れる

自慢する機会なんてまずありませんが、なんだかんだ学歴は一生モノです。そりゃ誰だって有名大学に入れるものなら入りたいものです。

仮にセンター試験で“大コケ”して、妥協して大学のランクを下げたとしても、妥協した大学でも腐らずに「勉学」「経験」「資格」等にエネルギーを全振りしといて、大学院進学のタイミングになったら学歴のステップアップをにらむ…というのも、また“一興”だと思います。私はそうやって「他大学院進学」をして、本当に良かったと今でもしみじみ思います。

今回私が言いたかったのは、希望の大学へステップアップするチャンスは、18歳の大学入試だけではない。22歳でも訪れるんだよ、という事を言いたかったんです。そういう“生き方”もあるんだよ、というのが伝わるといいなあ…なんて。

 

本日も、お読みいただきありがとうございました!ガンバレ受験生!